犬や猫が食べてはいけないものを誤って食べてしまったら?
異物誤飲は「防げる事故」です動物病院では、異物を誤って飲み込んで来院する犬や猫を日常的に目にします。ビニールや硬貨、骨、輪ゴム、靴下、イヤホンなど、食べ物以外の物であっても、口に入る大きさであれば誤飲の可能性があります。異物誤飲は命に関わる緊急事態となることもあるため、早めの対応と経過観察がとても重要です。異物を飲み込むと体の中で何が起こるのか飲み込んだ異物が腸を通過し、そのまま便として排出されれば、大きな問題にならない場合もあります。しかし、異物が胃や腸の狭い部分に引っかかってしまうと、さまざまなトラブルを引き起こします。腸閉塞(腸が詰まる)腸のねじれや重なり炎症や感染血流障害による腸の損傷・壊死特に猫では、糸やひもなどの線状異物を誤飲するケースが多く、腸が異物に引き寄せられてアコーディオン状に縮んでしまうことがあります。症状は必ずしもすぐに出るとは限りません異物誤飲による症状は、詰まり方や部位、経過時間によってさまざまです。激しい嘔吐、えづき食欲不振、元気消失下痢や血便お腹を触ると強く嫌がる痛みを和らげるような姿勢をとる中には、誤飲から数日〜数週間経ってから症状が出るケースもあり、原因に気づきにくいこともあります。重症化すると命に関わることも腸が塞がれると、その部分の血流が悪くなり、腸の粘膜が傷つき、壊死してしまうことがあります。さらに、腸の動きが続くことで腸に穴が開く腸穿孔を起こすと、腹膜炎へと進行することもあります。腹膜炎は、治療に時間がかかり、命に関わるリスクの高い状態です。だからこそ「予防」は大切です異物誤飲は、完全に防ぐのが難しい事故ではありますが、日常の工夫でリスクを大きく下げることができる事故でもあります。大切なのは、危険な物を片づけることだけでなく、なぜその子が噛む・かじる行動をしているのかを考えることです。異物誤飲を防ぐためのポイント1.生活環境を整える輪ゴム、糸、ひも、ビニール、靴下などはできるだけ手の届かない場所に保管しましょう。2.行動の背景を理解する物を噛む行動は、ストレスや退屈、エネルギー過多のサインであることがあります。3.安全な代替行動を用意する「ダメ」と止めるだけでなく、安心して噛める対象を与えることで、危険な物への興味を減らすことができます。予防の一つの選択肢として噛むことが好きな子や、ストレスを感じやすいペットには、デンタルトイのように噛む遊びとデンタルケアを同時に行えるアイテムを取り入れるのも一つの方法です。安全な対象に意識を向けさせることは、異物誤飲を防ぐための環境づくりの一部と考えられます。Amazon.co.jpAmazon.co.jpwww.amazon.co.jp噛む・追いかける行動が好きな猫には、レッドキャットボールのように運動と遊びを通してストレスを発散できるアイテムを取り入れてみるのも一つの方法です。Amazon | JAYU PET レッド キャット ボール-マタタビ 入りおもちゃ、手作り マタタビおもちゃ、室内 猫用おもちゃ、子猫用 おもちゃ、猫用ギフト(7.0㎝,2.7インチ) | JAYU PET | ボール 通販JAYU PET レッド キャット ボール-マタタビ 入りおもちゃ、手作り マタタビおもちゃ、室内 猫用おもちゃ、子猫用 おもちゃ、猫用ギフト(7.0㎝,2.7インチ)がボールストアでいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。www.amazon.co.jpおわりに異物誤飲は、気づいたときには重症化していることもある、決して珍しくない事故です。正しい知識を持ち、日常の中でできる予防を積み重ねることが、ペットの命を守ることにつながります。予防は、治療よりも早く、やさしく、確実な選択です。