今シーズン総括

国内四冠で締めくくった今シーズンのマンチェスターシティ。

今思い返せば、ホームでのリバプール戦で勝てたことが、プレミアリーグ優勝に繋がったと思う。

ストーンズのクリアボールがエデルソンにあたり、自陣ゴールまで僅か11mm,一瞬の差でストーンズがボールをかき出し、そのクリアボールがサラーの足元を通過するという絶妙のクリアで難を逃れ、勝利に繋がった。

もしゴールだったら、リバプールが無敗優勝してました。

ロブレンが「今季リバプールは無敗優勝する」という無敗宣言直後の一敗で史上最高のリーグ2位。前代未聞の1敗での2位。
勝負の分かれ目は、意外なところに隠れているのだろう。

ロブレンを笑うことなんてできない。11mmの僅かの差でリバプールが無敗優勝だったので、シティファンとしては驕り高ぶることも立ち止まることもない。

結局はディーテールの差。
細かいことにまで気を使って、労力を惜しまないチームが勝利に近づく。

ペップは神経質に思えるほどディーテールにこだわりを持つ。
ペップ入団当初のネット禁止令から、プレミア最終戦で同時開催試合の情報取得禁止令まで、枚挙にいとまがない。

チームに規律を持ち込み、元々ワンマンプレーヤーがいないことでロッカールームも管理しやすい。対戦前のコメントでも自分のチームに自信を持ちつつも、対戦相手に敬意を払う。
そこまでされると隙がない。

FAカップ優勝決定後にスターリングに熱烈指導。
それは選手は伸びるわけだ。

様々な偶然と必然が絡み合って今の結果になっている。

丸いボールを蹴れば、自分の足元を離れる。ロングボール、ハイボールでは相手とのフィフティーフィフティーになり、偶然性の占める割合が多くなる。

自分の足元にボールを置き、ショートパスを多用すれば、必然性を引き寄せることができる。

ペップはなんでもコントロールしたがる人間なんだろうね。完璧主義の極致。今シーズンの結果を見れば、恐れ入る以外選択肢はない。

ヨーロッパの舞台では、選手たちが浮ついてイージーミスが増えたので、そこのコントロールまでできれば、ヨーロッパチャンピオンになれると思う。

心理学者を招聘したり、アウェーに似た環境を造り、ストレスをかけた上でトレーニングするなど、ほかのスポーツで採用している例もある。

今のシティ若手中心になりまだまだ伸びしろを感じます。

来シーズンは5冠を目指して、美しいフットボールをしてもらいたいと願っている。