夫を病院へ送った帰り

入院中の夫を見舞った帰り

パタンと車のドアを閉めて1人になって

泣きながら運転していることが多い。

今日もそうだった。

しっかり者の次女に

「頑張ってるパパに失礼じゃんプンプン

と怒られるのだが、今は上海にいるから許して…


3月に病気の告知を受けたのは大学病院。

それからは基本的に数ヶ月ごとに

診ていただくことになった。経過観察かな。


ラジカット(エダラボン)投与を

自宅から通いやすい所で

受けられるよう病院を紹介してもらい

毎月の診察と

リルテック(リルゾール)の処方、

ラジカット投与は 

そこでお世話になることになった。

今日はその診察の日だった。

夏休みなので私は仕事もないし、

介護の研修も今日はない。

よって、いつもは送り迎えだけだった

この病院を見学してみようと、

一緒に付き添うことにした。

新しい病院なので、

壁も床もピカピカで明るくて気持ちがいい。

思ったより若くてイケメンの神経内科の先生が

診察室に入り、主人が呼ばれた。

お盆のせいか、人は少なく待合室も私だけ。

民放の朝の番組で、

トランプと金正恩のニュースを

眺めながら待つこと10分ほど。

診察を終えて一緒に会計を待った。

待っている間、

「先月より歩きにくくなっているようですね、

って言われたよ」と。

そして

「思い切りが必要かもしれないけど、

そろそろ杖を持つことを

考えたほうがいいかもね、って」と。

杖。

最近、杖を持っている人に目がいくように

なったけど、皆さんどんな気持ちで

持つようになったんだろうか。

持ちたくて持ってる人はいないはず。

確かに夫の歩き方を見て

前より痙縮が強くなっているような気がする。

夫は一体どんな気持ちで

受け止めてるんだろうか。

駅まで夫を送って、ドアを閉めてから

また泣いてしまった。

ALSは寂しい病気です。