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masche おしゃぶり


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リバプールと4年契約

やっと入試が終わりました。

そして、ハビエルもやっと完全移籍です。


マスチェラーノ、リバプールと4年契約! Goal.com


これで、伸び伸びとプレーに集中できますね。

そして、僕も伸び伸びとサッカーを見れます。

Javier MASCHERANO

初記事は…

世界最高峰のボランチ、ハビエル・マスケラーノです。


▼ボランチ

そもそもボランチとは、みなさんの知っている通りブラジルで使われていたサッカー用語で、「ハンドル、舵」という意味です。語源はハンドルや舵を切るように、チームを操ることに由来すると言われています。中盤でより守備的な役割を担うポジションです。この言葉はブラジルと日本でしか通じないとか。


▼ヴェンゲルの考え

今まで、ヴィエラやプティ、フラミニやセスクといった優れたセントラルMF、ボランチを育て上げたヴェンゲルは、WSKno.049の「セントラルMF論」という特集の中で、このような事を言っています。
「チームという組織をいかに生かすかはセントラルMFのプレーに懸かっている。セントラルMFというポジションは、チームの戦術や指向性が集約されたポジションだということも出来るだろう。

ヴェンゲルのボランチに対する考え方、重要性が感じられます。とても的確ですよね。繰り返すようですが、現代サッカーにとってボランチはとても重要です。マスケラーノはまさにその理想像とでも言うべきでしょうか。


▼プレイスタイル

プレイスタイルは、アルゼンチンのボランチの代表的な2人、レドンドとシメオネの双方の魅力をもっていると僕は思います。

鋭い読みの危機察知能力に優れ、運動量もかなり多く、良い泥臭さも持っていています。良い泥臭さとは、しつこさという感じでしょうか。巧みなボール奪取です。タイミングも絶妙。

身長は170cm、体重は68kgと小柄なのですが、アルゼンチン特有の重心の低さで、当たりも強いですし水準以上の瞬発力も備えています。また、それを生かしたボールのキープから展開までできるところもすごいです。そのパスに至るまでのファーストタッチ、トラップもうまいですね。2タッチでボールをさばける力はそこから来てると思います。パスをもらうポジショニングもまた良い。DFラインでボールを回していたらパスを引き出し、前線が行きづまれば的確にポジションをとってサイドに展開。確実にチームの舵取りをする、ボランチです。


▼キャリア

クラブデビュー前にA代表デビューということからもその才能の大きさを感じさせられます。彼が一躍注目を集めるようになったのは全6試合にフル出場し、相手を無得点に抑え、アテネオリンピックで金メダルを獲得した2004年。それから2006年のW杯まで怪我があったものの、本大会では復帰直後とは思わせないプレーで全5試合にフル出場し、チームに貢献しました。リケルメ中心のチームを守備で多大な働きを見せ、一層評価を高めました。大会後、テベスと共にウエスト・ハムに移籍。しかし、チームに馴染めず苦労の日々が続き、シーズン途中でリバプールに移籍を果たすと、これが大成功。シャビ・アロンソの怪我もあり、フル稼働で輝きを取り戻し、主将ジェラードとチームの柱になっています。代表ではリケルメ、デミチェリスと共にオーバーエイジ枠で五輪出場が濃厚となっています。過去のバロンドール受賞者である、ロナウジーニョ、カカを前者はW杯予選、後者をCL決勝でそれぞれ封じ込めたことでも才能の大きさが感じられます。


まだまだ23歳、将来どんな選手になるのか。

楽しみです。