ELGIN "B.W.Raymond" Double hands 1909
来週は近年稀に見る大寒波が来るらしい。
それでもNYユニクロで買った日本では売っていないダッフルコートは多分無敵であろう。
零下のNYをものともせず歩けたのでね。
チクタク音が聞きたくなって懐中時計を引っ張り出してきた。
これは米エルジン社製の18サイズ鉄道時計で、珍しいダブルハンド。
米国を横断する列車で2つのタイムゾーンをまたぐ路線で使われたそう。
2本の短針は単に一時間ずれた時間を表示するだけで、独自に違う動きをするわけではない。
鉄道時計はこのような大きなアラビア数字が特徴的で「新しい」感じがする。
これはこれで素敵だがやはり古い時計にはローマ数字の方が似合うと思う。
19石のムーブメントはいわゆる「出テンプ」ではなく、
巧みにテンプが収納された懐中時計としては末期の熟成された姿。
銘は「B. W. Raymond」
彫刻が隙間なく入っていてかなりのオーバーデコレーションだが見ていて楽しい。
末期とは言ってもレコードによるとこのモデルは1909年製。
113年前も前に作られた機械が今も元気に動いているというのは本当にすごいこと。
Gショックが100年後に動いているとは思えない。
約8年ぶりに再開。
2014年4月ぶりのブログ。
その間、他のサービスに浮気していたのだが無情にも(無責任にも)サービス終了。
で、そういえばアメバブログ書いてたかも、、と思い出し、折角なので継続することにした。
読み返せばNY時代の面白かったことが書かれていて懐かしい。
Syracuse
ヒコーキよりりっぱなアムトラックの搭乗券。
出発の少し前までどのホームに着くのか決まらないので、みんなこの電光掲示板をじっと見つめています。
さて今度は列車の旅です。
出発の少し前までどのホームに着くのか決まらないので、みんなこの電光掲示板をじっと見つめています。
電車の最後はこんなの。
NYから5時間半かけてシラキュースという町までやってきました。
Amtrak のメイプルリーフ号は、文字通りそのまま乗り続けたらカナダはトロントまで行く国際特急に乗りました。
しかし途中の駅で30分ほど停車。。結局予定から45分も遅れて到着。
車内は意外と快適で、広さは東海道新幹線のグリーン車ほどはありますね。あんな豪華なシートではありませんが、大きいアメリカ人でも大丈夫なように出来ているようです。
アメリカの電車なんて常に遅れるもんでしょ、と思っていたら面白いことが起きました。
帰りの電車はなんと1分早く到着しました。
これは新幹線が逆立ちしても出来ない(しない)ことですね。いや、実に面白い。





























