奄美市(旧名瀬市)の景観。

 

 

今年、梅雨が明けた頃から始めたことがありまして、

1,生ごみ以外は、2センチ角くらいの大きさに切る。

2,果物と魚以外の生ごみは、薄く切って乾燥させてから

  2センチ角くらいの大きさに切る。

 

自治体によっては、生ごみ乾燥機を買うと

生ごみ乾燥機の価格の50%を支給する制度があります。

これは、私が暮らす町では期限付きの制度であって

いつでも申請できるものではありませんでした。

 

私が、野菜や根菜類の皮、果物の皮、お茶の葉などを

何故乾燥してみようと考えたのかと言えば

農作物(野菜)を栽培(義母の手伝い)していて思ったこととして

殆どの農作物は、収穫できるようになるまでの3ヶ月が必要であること。

義母・親戚・ご近所に配っても余る時があること。

そもそも、野菜は冷蔵庫で保管しても、さほど長く新鮮さを保てないこと。

なので、野菜がいたんでしまう前に

京都や長野の乾燥野菜の作り方を真似て

自宅で乾燥野菜をつくるようにして

収穫した野菜を廃棄することだけは止めようと思いました。

乾燥野菜が作れるのであれば

今まで生ごみだったものも乾燥できるのではないか?

そう考えてやってみました。

乾燥機を使わないで、天日干しだけです。

そんなことにエネルギーを使わない。

自然乾燥で事足りるようです。

 

結果、我が家から出るゴミの量は

45リットルから20リットルにまで減少しました。

乾燥しない生ごみの量は、コンビニの小さいサイズの袋程度。

特に環境とかを考えたわけではなく

一週間に2回のゴミ出しが、楽ちんになった。

雨の日であっても、傘をさして回収所まで持っていける。

これ、45リットルの袋にいっぱいのゴミだと

雨の日は、鬱陶しいのでした。

 

理想・理念で考える環境活動家の方々を全否定はしませんが

どう考えても、農家の知恵の方が勝っているように思ったということです。

 

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さて、今回が最終回の「ひとり語り。中野律紀 (3)」。

テーマは、“RIKKIさんは、どこに着地したのか?”について考える。

 

 

さっそく、2017年にリリースされた RIKKIさんのアルバム

「あまみの唄あそび RIKKIのくろうさぎはねた」から

2曲、お聴きください。

 

くろうさぎはねた

 

 

悲しきマングース

 

 

前のアルバム(2005年)、

「結ぬ島へ-リッキの奄美島唄-」が、非常に良くできている作品なのですが

今回のアルバム「あまみの唄あそび RIKKIのくろうさぎはねた」は

奄美大島出身の絵本作家、幸田哲弘さん、2011年の作品(絵本)が歌になりました。

 

 

くろうさぎはねた 奄美の唄あそび (南島叢書92)
こうだ てつひろ (著), 石川 えり子 (イラスト)

 

 

 

くろうさぎはねた

アマミノクロウサギ奄美大島と徳之島の2つの島だけに生息している日本固有種で、

絶滅危惧種に指定されている。

 

 

 

 

・悲しきマングース

 

 

 >> 記事より抜粋

奄美大島の希少な固有種や在来生物を捕食して生態系に深刻な被害をもたらした

特定外来生物のフイリマングースについて、

環境省は3日、島内全域での根絶を宣言した。1993年に捕獲事業が始まり、

捕獲総数は約3万2千匹。陸域総面積712平方キロという広い範囲で

長期間定着したマングースの根絶は世界初という。

同省自然環境局の植田明浩局長は

「科学的根拠に基づき防除事業と根絶可能性の立証が行われたことは世界に誇れる。

これを教訓として、外来種対策の普及啓発につなげたい」と語った。

 

>> 感想

科学的根拠に基づき防除事業と根絶可能性の立証が行われたことは世界に誇れる?

ハブがいなければネズミが繁殖する。

ハブの繁殖を防ぐためにマングースを連れてきたはずが

マングースは奄美固有種の生き物まで捕食してしまった。

はたして、根絶可能性の立証が行われたことは世界に誇れる? などと

環境省のお役人様は、本気でこんなことを言ってるとすれば

これこそ、世界における日本の恥ではないかな?

マングースは人間の都合で生まれた場所(インド)から連れてこられ、

今また、人間の都合で捕えられ、殺され続けてきた。

これって、人間の驕り高ぶりではないのかな?

これって、恥を知るべきことですよ。絶対に。

それを世界に誇るという人の頭の構造が理解できないですね。

私だったら、トライ&エラーにもならない

こんな話を自慢する気にはなれませんが・・・

皆様は、どう考えますか?

 

 

さすが、RIKKIさん

「あまみの唄あそび RIKKIのくろうさぎはねた」は、

聴く絵本とも言うべきでしょうか。

歌い紡いでいきたい、奄美の自然と心。

奄美の原風景を「優しく」歌った

なかなかの秀作であります。

 

 

で、話の主旨に戻ります。

RIKKIさんは、どこに着地したのでしょうか?

 

奄美FM で毎日、曲名の紹介無しで時々流れている曲があるのですが

不思議と、いつまでも頭の中に残る合唱曲があります。

 

私が思うには、

RIKKIさんは、この合唱曲が表しているのと

同じ境地に着地したのではないかと考えます。

また、今後のRIKKIさんのアルバム・リリースに期待を寄せる次第であります。

如何でしょうか?

では、お聴きください。

 

奄美市民歌~輝く未来へ~

 

 

 

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