感染症の歴史を調べると、
例えば、天然痘(てんねんとう)。
735年から738年にかけては、西日本から畿内にかけて感染が拡大した。
江戸時代、本州からの船乗りや商人たちの往来にともない、
肺結核、梅毒などとともに伝播した。
天然痘ワクチンにより、
1980年のWHOの撲滅宣言となる。
それ以外では、日本では大騒ぎにならなかったが
海外では、大変な犠牲をともなった事例がある。
SARS-CoV
2002年11月 中国の仏山で最初に発生
2003年7月 シンガポール、台北、広東省と北京で時系列に発生
MERS-CoV
2012年4月 ヨルダンで最初に発生
その後ヨーロッパ地域などにも感染が拡大、
現在も患者が断続的に報告されている。
患者の約半数が死亡している。
治療法はいまだ確立されていない。
SARS-CoV-2
2019年12月 中国の武漢で最初に発生
日本も含めて、世界中で現在に至る。
コロナウイルス
・一般の風邪の原因となるウイルス
・「重症急性呼吸器症候群(SARS)」
・2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルス
風邪の15%前後はもともとコロナウイルス由来とされる。
ヒトに対しては4種類のコロナウイルスが従来報告されていた。
SARS、MERSを含め、今回は7種類目のコロナウイルスがある。
HCoV-229E
HCoV-OC43
HCoV-NL63
HCoV-HKU1
SARS-CoV(1)
MERS-CoV
SARS-CoV2
医学的研究では、中国は進んでいると考えられる。
少なくとも、日本よりは。
先程の、2002年〜2003年の経緯を考えると、
世界のどこよりも早く、そして深く、ウイルス研究が行われたのは
疑いの余地はないと考えるのが自然ではないだろうか?
だからと言って、あれは(新型コロナウイルス)
中国の武漢ウイルス研究所の産物だと思うのは
どうか? と思う。
面白いのは、生物兵器説。
恐ろしく効率の悪い生物兵器だね。
高齢者と、基礎疾患を持った人に対してだけ
殺傷能力を持つ生物兵器かあ。
いくら中国でも、そんなものに
お金と、研究者と、時間を投入するかな?
まあ、いけないのは、中国ではなくて
中国政府(中国共産党)なのであって。
BS放送の、ニュース プライム10で、
元防衛大臣、中谷元氏、森本敏氏、小野寺五典氏が
語っていた中で、森本敏氏、小野寺五典氏の強烈な冗談に
久々に腹を抱えて笑った。
南シナ海周辺を、中国の領土だと主張する。
何故だと問うと、
2000年前からだと答える。
あるアメリカ人が、こう言った。
「最初にアメリカ大陸を発見したのは中国だ、なんて言い出すぜ。」
再び、何故だと問うと、
あの辺りを掘ると、中国の物が出てくるからだと答える。
あるイギリス人が、こう言った。
「それならば、ロンドンも中国かも知れない。」
話を戻そう。
一体何に、「き・を・つ・け・ろ」なのか。
そ・れ・は・・・
インフォデミック
ネットで噂やデマも含めて大量の情報が氾濫し、
現実社会に影響を及ぼす現象のこと。
老若男女を問わず。IQの高い低いを問わず。
「自分の頭で考える」。
正しい、誤りは別。
正解はどこにあるか、誰にもわからない。
だけど、まずは、自分で結論を導いてみる。
何事も、それからでも、遅くはないのでは?
あなたは、どう考えますか?
と言うことで、
今回、お送りする曲は、
Tsunematsu Masatoshi - き・を・つ・け・ろ