「American Journal of Therapeutics」というサイトの
COVID-19の予防と治療におけるイベルメクチンの有効性を実証する新たなエビデンスのレビュー
Review of the Emerging Evidence Demonstrating the Efficacy of Ivermectin in the Prophylaxis and Treatment of COVID-19
https://journals.lww.com/americantherapeutics/Fulltext/2021/06000/Review_of_the_Emerging_Evidence_Demonstrating_the.4.aspx
その記事の紹介。
長い文章なので、要点をピックアップします。
COVID-19におけるイベルメクチンの18件のランダム化比較試験に基づく
メタアナリシスは、死亡率、臨床的回復までの時間、
およびウイルスクリアランスまでの時間の大幅な統計的に有意な減少を発見しました。
既知の抗ウイルスおよび抗炎症特性を備えた広く使用されている駆虫薬である
イベルメクチンの試験結果が、死亡率を含む複数の重要な臨床的および
ウイルス学的結果に貢献していることを示しています。
イベルメクチンの歴史
1975年、日本の北里研究所の大村智教授は、
本州南東海岸のゴルフコース近くの土壌から異常なストレプトマイセス菌を分離しました。
大村は、ウィリアム・キャンベルとともに、
細菌培養が回虫Heligmosomoidespolygyrusに感染したマウスを治療できることを発見しました。
キャンベルは、細菌培養物から活性化合物を単離し、
それらを「アベルメクチン」と名付け、
マウスからワームを取り除く化合物の能力のために細菌S.avermitilisと名付けました。
世界中で何十年にもわたって検索されてきたにもかかわらず、
日本の微生物は今までに見つかった唯一のアベルメクチン源です。
その後、アベルメクチンの誘導体であるイベルメクチンは革命的であることが証明されました。
もともとは動物用医薬品として導入されましたが、
1988年に人間のオンコセルカ症(河川失明症)の治療に最初に使用されて以来、
すぐに人間の健康に歴史的な影響を与え、
世界中の何十億もの人々の栄養、一般的な健康、福祉を改善しました。
それは非常に効果的で、広範囲で、安全で、忍容性が高く、
簡単に投与できることを考えると、多くの点で理想的であることが証明されました。
さまざまな内部線虫感染症の治療に使用されましたが、
最も傷つき、壊滅的な2つの病気の世界をほぼ排除した2つの世界的な
病気撲滅キャンペーンの重要な柱として最もよく知られていました。
COVID-19の感染を防ぐイベルメクチンの能力の明確な予防研究
3件のランダム化比較試験(RCT)と5件の観察対照試験(OCT)のデータに基づいて、
被験者間でCOVID-19の伝達が大幅に統計的に有意に減少したことを示すデータも
利用可能になりました。
感染率の低下におけるイベルメクチンの役割を裏付けるさらなるデータは、
振り返ってみると、
大規模な「自然実験」が行われたと思われる南米諸国から見つけることができます。
たとえば、早ければ5月から、ペルー、ブラジル、パラグアイ内のさまざまな地域の
保健省や政府当局が、市民集団への「イベルメクチン配布」キャンペーンを開始しました。
ブラジルのそのような例の1つでは、イタジャイ、マカパ、ナタールの各都市が、
都市の人口に大量のイベルメクチンを配布しました。
ナタールの場合、100万回が配布されました。
イタジャイの配布キャンペーンは7月中旬に始まり、ナタールでは6月30日に始まり、
アマパの首都マカパなどでは、4月に特に大きな打撃を受けた後、
5月下旬に治療プロトコルにイベルメクチンを取り入れました。
配布開始直後の3つの都市では、キャンペーンを実施していない近隣の都市と比較して、
症例数が大幅に減少しています。
イベルメクチンの広範な使用が人口の症例数と致死率に及ぼす影響を示す疫学データ
ペルーの8つの州で、60歳以上の患者の致死率に関するデータを示しています。
イベルメクチンがこれらの地域に広く分布した後、
COVID-19と診断された高齢患者の致死率が劇的に低下したことに注意してください。
この結果は、マスク着用や封鎖の変更では説明できません。
(ここまで)
さて、如何でしょうか。日本で開発されたイベルメクチンは
体内に寄生するぎょう虫や、回虫を駆除するための、
いわゆる経口駆除剤(飲み薬)です。
ウイルスのタンパク質と、本来人間が持ち合わせているタンパク質の
結合を防ぐ効果に着目したものです。
これが、外国で使用されたエピソードです。
現在の日本は、フアイザー社のワクチンで、大騒動になっています。
それは、裏返せば、イベルメクチンの海外での使用実績を知らない事でもあります。
なので、
「COVID-19 日本の素晴らしさを知らないのは、日本人だけだとしたら・・・イベルメクチン」
ということなのであります。
我が国の素晴らしき先人の弛まぬ努力を知らずして
フアイザー社のワクチンで、大騒ぎするのは
はなはだ、悲しいことだと思う私は、
間違っているのでしょうか。
ということで、今回お送りする曲は
富田勲 - 新日本紀行