私が2型糖尿病を 48歳 で発症してから
今月、もう少しで 66歳。
そうかぁ。18年になるんや。
長いもんだと、我ながら思います。
じゃ、血糖値は安定したか? と、問われれば
安定している季節もあれば、
どうにも安定しない季節もあります。
安定しないのは、寒い季節です。冬です。
が、しかし・・・
それは、さほど問題ではないことがわかります。
これは、発症してから1年間、毎日血糖値を測定したから
わかったことなんですが。
どうにも、冬になると、血糖値が安定しないのです。
これは、冬になると、私は大食いする癖があります。
なのに、運動量が、他の季節に比べて少ないのです。
さて、これを解決するには?
「自分の体の声を聞くこと」
どういうことでしょうか?
1,まず、徹底した糖質制限(ノンカーボ)を2週間ほど実践してみましょう。
すると、本当にお腹がすくということが
どんなことかを、経験できます。
脳が栄養を補給しなさいって、言っている状態です。
いわゆる、小腹が空くのとは違う
本当の空腹感を知ることができます。
2,そのうえで、空腹を感じたら、その時に食事を摂るようにします。
これが、体の声を聞くということ。
薬を正しく飲むために、3度の食事をきちっと食べなければいけない
というのは、膵臓の機能が疲弊した2型糖尿病は別として
インスリン抵抗型の2型糖尿病については
当てはまらないと考えます。
人間本来の体のありかたを、見失なってしまったから
インスリン抵抗型の2型糖尿病になってしまったのですから
これは、医者には直せません。
薬は症状を抑えるためのサポートをしてくれるものであって
それは、改善ではないように思えます。
人間本来の体のありかたを、取り戻すことのほうが優先されるべきでしょう。
そのためには、今までの生活習慣を冷静に見つめ直すことが大切なのではないかと・・・
これは、こうあるべきだ・・みたいな、頑なな思い込みってありませんか?
日本人は、ご飯を主食としているとか、
3度の食事は、きちっと食べないといけない・・とか。
日本人と言うよりも、我が国の一般人(平民)が、まともにご飯を
一日に3度食べるようになったのは、いったい、いつからでしょうか?
日本人の祖先、縄文人は、コメを炊いて、日に3度食べていたでしょうか?
祖先がやってきたことを、考えてみれば
今現在行われていることは、本当に常識でしょうか?
私が好んで読ませていただいている、北九州の森園内科の先生のブログでは
先生は、一日に一食の生活でも大丈夫と言われています。
断糖食を唱えている崇高クリニックにも、一週間から10日くらいの
絶食というのがあります。
但し、タンパク質を補給するためのサプリメントは飲みますが。
青汁で有名な、大阪の甲田医院もそう。
青汁を飲むのが、目的ではなく
人間本来の体の力を呼び戻すための少食主義なのです。
食事で摂取したエネルギーは、消費しましょう。
エネルギーを消費するということは、筋肉を動かすということです。
たまには、洗濯機を使わないで、手洗いで洗濯をしてみるのもいいかもしれません。
昭和時代の、テレビ・洗濯機・冷蔵庫が普及するまでは
手洗いで洗濯は、本当に、普通に行われていました。
現在では、京都の丹後地方へ行くと、雪が降る寒い季節に
野菜を川の冷水で洗っている風景をみることができます。
失われた生活習慣。取り戻してみたいと思いませんか?
そうすれば、思ったよりも、血糖値コントロールは簡単に行えるようです。
限度はあるにせよ、比較的、寒さに強くなります。
糖質制限を始めてからというものは。
腹が減ったら、肉や魚・たまごなどからタンパク質と脂質を摂取して
それで、体(筋肉)を動かす。
これって、薬に頼らない、インスリン抵抗型2型糖尿病の改善の
近道かも知れません。
今年も、いや、これからも
元気でいられることを大切にして
暮らしていきましょう。
では、では。
さて、今回お送りする音楽は
A. R. Rahman Meets Berklee - Thee Thee & Malargale ft. Prasanna & Mohini Dey (7 of 16)
インド出身の女性ベーシスト、モヒニ・デイ。
なかなか、イケてるなぁ。このベースプレイ。ひやー、大したものだ。