ここ暫くは、「医療崩壊」という言葉を
よく耳にするようになっています。
東京都、大阪府、北海道。
兵庫県では、神戸市での院内感染、介護施設での陽性者、
高齢者の重篤化など。
好ましいことではない話なんですけど。
私は今年10月に加古川市市民病院で入院・手術をしました。
そこで知ったことは、
「コロナとは関係なく、病院は忙しい」ということです。
4人部屋で入院していると、まぁ、手術待ちの癌患者の多いこと。
癌の手術が連日行われていて
そこへ、腎臓障害(腎機能低下)を防ぐための
腎臓・尿管結石の手術が、年間に約100件、割り込んで入ってくる。
マスコミ上では、言葉による表現を和らげているようですが、
このような現状で、コロナに感染したから病院にというのは
病院側にすれば、はっきり言って、迷惑なのです。
コロナでなくとも、通常の手術で一人の患者に対して
医師や技師、そして看護師が何人必要か?
そこへ、コロナの感染者が割り込んでくると、
通常では、介護師で対応できることも、不可能となり
看護師だけで対応しなくてはならなくなります。
看護師ならば誰でもというわけではありません。
感染症対応のための知識・スキルを持った看護師に限られます。
要するに、人材不足。
都道府県の方針に従って、それでも感染したというのならば
感染経路を綿密に調査しなければならないでしょう。
更に、都道府県の方針をアップデートする必要も出てくるでしょう。
行政は、感染経路ををいち早く公開すべきでしょう。
そう言う意味では、神戸市は、怠慢だなぁ。
何人の感染者が確認されましたという人数の報告だけで、
感染経路情報などは、一切公開されていません。
神戸市はやる気がないのだな。
すべてを県政(知事)に委ねているかのような、
国政や市区町村の動きには、いささか疑問(?)を感じざるを得ない。
都道府県の方針に従わないで感染した場合ならば、
これは社会的な迷惑行為 (*)だと考えます。
そんなのは、無人島にでも隔離して、
頭が冷めるまで、放っておけばいい。
社会のルールを守れない不心得のことだからね。
そんなことに、社会保障費を使わないで欲しい。
(*) いつだったか、兵庫県加古郡稲美町のような田舎でも
企業内で、コロナの集団感染が確認されて報道されていました。
報道の内容によると、コロナ禍の最中に
馬鹿な連中が、大阪まで飲み食いしに行った。
それで感染したと。
その時に、稲美町町役場や、
集団感染が発生したその企業は、どのような対応をとったのか。
そのような情報は、私は記憶していません。
消毒したから大丈夫・・・?
今後、そのような事態を招かないために、
どのような対策を講じます、といった話は記憶にありません。
悪い意味での田舎。
話を揉み消すような感じだったと記憶しています。
私は、飲食業やライブハウスが悪いと言っているのではありません。
感染症に対する対応が行われているかどうか、なのです。
と同時に、それはお店を利用する客側も同じです。
感染症とは何ぞや? そういう認識を持って行動しているか?
飛沫感染、接触感染を防ぐには。
わからなければ、地域の医療機関や保険機関に教えてもらえばよいのであって、
なんのエビデンスもなく、「コロナは風邪のようなもの」というのは
はなはだしく、無責任な物言いだと思いませんか?
正直者が馬鹿をみる。
素直な者が馬鹿をみる。
普通に暮らす一般市民が馬鹿をみる。
そのような社会であって欲しくはないのです。
だから、つまらないことには関わらないようにしたいのです。
コロナ・・・も。
さて、今回お送りする曲は
Pace of Mind (Version 2) - SAKHA ft. Mentors & Mohini Dey - Instrumental Music