新型コロナ対策で効果を奏した国は世界で2カ国。
それは台湾とニュージーランド。

悲しいことに国内のマスコミはこの2カ国の報道や
特集番組を放送したりはしません。

なので一般的には台湾とニュージーランドの
新型コロナ対策は知られてはいません。

台湾とニュージーランドの新型コロナ対策と現状を
知るには BBC News や L’Agence France-Presse
(通称 AFP News)などの海外メディアの情報を
自分で探し出して読むしかありません。


さて、AFP News 2020年8月13日 の報道によると(以下転載)

ニュージーランドの保健当局は12日、最大都市オークランド(Auckland)で起きた
新型コロナウイルスの集団感染で、新たに13人の感染が確認されたと発表した。
市中感染者数は合わせて17人となった。
感染拡大を食い止めるため同市に再導入された3日間のロックダウン(都市封鎖)は、
延長される見通しが強まった。

ニュージーランドでは102日間、市中感染が確認されていなかったが、
11日にオークランド在住の一家4人の感染が判明した。

アシュリー・ブルームフィールド(Ashley Bloomfield)保健局長官によると、
新たに確認された感染者13人はいずれも、この家族の接触者。
その中には、生徒数3000人を超える国内最大規模の高校の生徒1人も含まれているという。

市内では12日正午からロックダウンが再導入され、警察が徹底を支援。
医療チームは市内での検査数を増加し、感染経路の特定を急いでいる。

ブルームフィールド氏はテレビ・ニュージーランド(TVNZ)に対し、
「感染の規模をできるだけ早く突き止めたい。そのため、
濃厚接触者、軽度接触者、職場や家族の関係者すべてを対象に検査している」と述べた。

ウイルスの感染経路をめぐっては、最初に感染が確認された一家の男性が
輸入品を取り扱う冷蔵室で働いていることから、輸入貨物を通じて国内に持ち込まれ、
この男性を通じて家族に感染した可能性が調査されていたが、
ブルームフィールド氏は感染経路としては考えにくいとの見方を示した。



オークランド在住の一家4人の感染、新たに確認された感染者13人で
ニュージーランド政府および関係機関の行動の早さと、その徹底ぶりに
驚かされます。

日本国内で「一家4人の感染、新たに確認された感染者13人」だとしたら
日本政府はこのような動きをするでしょうか?

今日本のコロナ事情は大変なことになっています。

台湾の中央流行疫情指揮センター(CECC)は5日、日本国内で新型コロナウイルスの
感染が再び拡大していることを受け、日本に対する新型コロナウイルス中低リスク国の
指定を取り消した。これにより、日本の短期ビジネス客に認められていた、
入境後の隔離期間が7日間に短縮されていた特別措置が取りやめた。



日本政府は入国規制緩和ということでニュージーランドなどを挙げていたのですが
そのような検討は無駄に思えてなりません。
何故なら、コロナ感染拡大中の日本にニュージーランドの人がわざわざやってくるとは
考えにくい。 そう思いませんか?


海外から見た日本を知るためには海外メディアの情報をインターネットで探すの良い方法では
あるのですが、はっきり言ってお勧めはできません。
何故ならば、日本政府のアホさが見えてしまうからです。


さて、今回お届けする音楽は

The Mothers of invention - Weasels Ripped my Flesh 1970
たまにはクーラーの効いた部屋で、この音楽で頭を冷やしてください。
いや、逆に頭に血が上る?