荒木先生の著書「薬もインスリンもやめられた!新しい糖尿病治療」は
通勤の電車の中で何度も繰り返して読んでいます。


当然荒木先生の崇高クリニックに行こうと思った理由は
「2型糖尿病の改善」「薬浸け状態からの脱出」です。


が著書の中で「おやっ!?」と思ったのが
基礎代謝力(量)と体温調節機能についての箇所です。


理由:
私は子供の頃から夏は好きでしたが、
冬が大の苦手。そりゃもう「寒がり」なんてものではなかったです。
なので、昨年も冬になるとすぐに体調を狂わせるありさま。


1、運動代謝量 < 基礎代謝量
  比率 3 : 7


2、基礎代謝量の殆どは
  体温調節能力。


3、体温調節能力って何?

  以下、体温調節機能の強化(効果的な発汗と筋肉発熱) からの抜粋。

  体温を一定の約37度Cに調節しているのは、
  熱を発生する筋肉発熱と、
  自然放熱と熱を積極的に下げる発汗作用の相互関係で成り立っている。

  人間の体温は約37度Cに保たれています。
  それは年間を通して活動する為と、体の機能を常に正常に保つ為。


なるほど・・・


なので人の体にはエアコンが備わっている訳なんだぁ。
それで・・・それで?


  抜粋より

  体温が1度C下がると、 私の計算では人体を物と考えると
  基礎代謝楽天 が約6%低下します。
  (実際は様々な相乗効果で基礎代謝が約10%低下します。)
  免疫力は約30%低下する。


そりゃ、いけんぞ(いけないぞ)。なぁ。もしー。
それで・・・それで?

  抜粋より

  基礎代謝が下がると、体内の発熱も低下するので、
  更に低体温になりやすくなります。
  免疫力が低下すると、
  風邪やガン等の様々な病気にかかりやすくなります。


怖かばいねぇ。んで、どうすれば良かねぇ。

  抜粋より

  適度に運動をするか、筋力トレーニングをして体脂肪率を下げて、
  筋肉質の体にします。そうすれば筋肉からの発熱が多くなり、
  寒く感じないようになります。


それで・・・それで?

  抜粋より

  体温調節のトレーニングは、
  暑さや寒さに体を慣れさせることから始まります。
  暑さ寒さは基本的には衣服で調節するのではありません。
  人体に調節させるのが基本です。


なるほど。そうだったんだ。
夏はクーラー。冬はヒーター。そりゃ、必要ですが
浸かりっぱなしは良くないってことだな。


最近の私は何故か、あまり寒さは感じないようです。
荒木先生の食事・栄養指導のおかげだと思っています。


弱り切っていた体が、持ち直して来ているんだな・・・


よく2型糖尿病では運動療法と言われますが、
元来「運動は万人に必要」だったんですね。