私は思う。
私は今まで、会社に属して顧客先向けソフトウエアを
制作する業務に携わって40年。


反省すべきは反省すべき。


自分の制作行為に・・・果たして
「心を込めた事があっただろうか?」


答えは、No。
利益・損害。損益分岐。
利益を得るためには。
制作費は低コスト。


これだけだったような気がします。


要するに、目先だけ見た浅はかな時間の過ごし方。
60歳近く生きてきて、正直に思います。


そんな事は、時間が過ぎれば何の価値も無いって事を。


三宮 かくれんぼ 2014/10/4 つばめ LIVE。
中村中の「友達の詩」を聞いて、
年甲斐もなく、涙が流れました。


この歌に表現されている「心」を忘れたまま
何十年も、ただただ「生活のため」に過ごして来たんでしょう。
なんという、それこそ「砂を噛むような、味気ない」。
それもこれも「生活のため」と言えばそれまでなんですが。


私はある意味「人に嫌われる事」を何とも思ってはいない。
その傾向は強いです。


ある意味「人を人とも思わない。他人を信用しない。」
家族だけ守るみたいな。
なんでそんなに、ギスギスと・・・


飯食えりゃ、それで幸せ?
その日が過ごせりゃ、それで幸せ?


そうじゃないだろう?
まだ逢った事の無い人の事を思って
いや、これか出会うかも知れない人の事を思って
日々の自分の仕事、「心を込める」


貧しい心は、「心を込めない事」が起因している事かも知れません。
生活レベルがどうのこうのの話では無いかもしれません。


いくらお金を持っていても
健康に良くないものを、飲んだり喰ったりしていたり
人の苦しさを理解する必要なんて無いと言わんばかりだと
それもまた、何かが貧しいと言わざるを得ないかも知れません。


心を込めて何かに打ち込めば、
必ず人に伝わる。
もし、そうでなければ
世も末だよね。


既に昭和時代ではありません。
作ればお金になった、そんな時代ではありません。


今の日本人に必要な事は、生産性を気にするよりも
心を込めた「質」について、再考するべき時かも知れません。


コストを気にしないのは、これはいけませんが
コスト競争では、もう既にアジアの他の国々には及ばないではないですか。


のりぴさんが言われる言葉で、不思議に印象的な言葉
「ゆっくり」


コスト安でもなければ、1ドル360円の時代でもない。
今一度、頭冷やして「ゆっくり行動する。ゆっくり考える。」
必要。


ユニット「つばめ」の LIVE に接して、
そう感じた次第であります。


私は朝目が覚めてから寝るまで、ひっきり無しに何かを
やっていないと気が済まないという
いわゆる「忙しい病」の重症患者です。


のりぴさんの「ゆっくり」。
自分の気持ち、心の中に取り入れなくては・・・
私の持病、治らんぞ。


ユニット「つばめ」
のりぴさん、とーちゃん。
これからも、宜しく・・ね!


友達の詩 中村中 カバー 「つばめ」