前回の続きです。
私が反論したメールを抜粋してみました。2014/3/7 15:36
以下の通りです。
★S君
札プロの横田です。 また、熟読して明日ご返答いたします。 ただし、一つ非常に気になったのは「ウィキペディア」などが典型例ですが、ネットでの記述は間違いや偏見も多く、 作者がどこの大学や研究所の誰である。といった記載の無いものも多く、大学などでは論文やレポート作成の時に その真偽を確認しないで引用すると、指導教官に大目玉くったり同級生から強い非難をあびまするのですよ。 これは研究するものの姿勢として常識中の常識である事をここで認識して下さい。 一つ典型例を示しましょう。 田中宇という売文家がいます。 国際問題などでメルマガに色々と書いています。 ある大学生がゼミでレポート作成で「田中 宇さん主張は素晴らしいのでこれを引用してレポートをまとめたいと思います。」 と言ったとたん教授は首をかしげ黙ってしまったところ、同級生が
「知らないのか?田中宇は売れそうな記事を自分で調べもしない記事をねつ造してばらまいてる、金目当ての売文家なんだぞ!」 と言ったのです。 これは同級生が助けに入ったんですね。 その学生は愕然としたそうです。 教授は「ネットからの引用は充分にも充分な検証が必要なのは研究の場の常識なんだよ。君」 と言ったのです。 特に「ウィキペディア」は事実かどうか分からない記事が多いため(当たり前で2chと同じ匿名の書き込みですから)、それを真実と 思って百科事典と勘違いしてレポート作成や論文作成に大学生が多数引用して、大学で相当な問題になっているのです。 知らなかったら、ここでしっかり認識して下さい。 ★万能細胞のような論文は、ジャジメント(審判)となる権威の大学教授などがいて、その審判がどれぐらい権威があるかで論文の 価値がまったく変わってくるのです。 ですからサイエンスやnatureなどの権威ある論文に載った、先の話題の論文が単なる他者の論文の無断引用で引用文献名も載せなかったので 大問題になっているのはご存じですか? という事で、引用の仕方には正しい方法があるのです。 以上のこと、ネットでも今日一日調べてみて下さい。
(続く)