今日は。
札プロの横田です。
さて、昨日も本日も教室で通学制の、ご入会についての無料カウンセリングをさせていただきました。
遠からずこの教室では狭くて引越しを余儀なくされそうですが、でもせっかく今年得られた教室です。
出来るだけ目一杯それまでは活躍してもらいますぞ!
ところで、この無料相談会、体験授業でお話させていただく事にプログラマやシステムエンジニアを目指す方こそネゴシエーターとしての能力がプログラミングなどの実力とともにそれ以上に大切だという事があります。
つまり、冷静で法的思考(リーガルマインド)の利いた会社の上司や社長、専務、クライアント(お客さん)との交渉力が必要であり、それを持った人が技術に秀でた人以上にメンタル面でも健康で長くこの職業を続けられるという事実です。
これはWEBデザイナーにも求められる資質ですし、どんなサラリーマンにも現在求められている資質だと思います。
例えば、あのワタミで自殺した女の子の社員の方が
「残業代もつかない、土日も無い。違法ではないですか?プライドを持って接客するからこそ跪いてのおしぼりの手渡しはおかしいです。」
と上司や本社の幹部に言ったとしたらどうでしょう?
「君の変わりはいくらでもいるんだ!だったら首だ!」
というかもしれません。
その時は
「だったら残業代+法令違反で働かせた分の慰謝料を払って下さい。
それが出来ないのなら労働基準監督官が査察に入りますよ。」
と言えば良いです。
「そういう社員こそ首なんだ!」
というなら
「では明日は休んで行かせていただきます。このタイムカード、コピーとらせていただきます。」
と言ったらどうでしょう。
まず、
「いや、条件を言ってくれよ。話し合おうじゃないか?」
と急にトーンダウンしてくると思います。
私の経験ではブラック企業の経営者が最も恐れるのはドラマのダンダリンのような労働基準監督官の査察で、たいていは入ったら、言いつけた社員を金銭や労働条件などで懐柔しようとし、社員が受け取ったらその社員には2度と頭が上がらなくなります。
私は、数回そういった事例を知っています。
金銭での懐柔も恐らく相当な違法行為だからでしょう。
残業代の未払いも会社が証拠を隠してもたいていは訴えた方が勝ちます。
皆さんの会社にも居ませんか?
「何で社長も専務もあの社員には何も言わないし、あの社員だけ給料が高いんだ?」
という社員が。
一人か二人。
自殺してしまう前に、まずこういった対抗策をとる事です。
これが交渉力です。
その根本で自分を支えるのが裸の今のままの自分への自信です。
自分に自信を持ち、強気で交渉できる人なら、就職活動でも次の会社の人との就職面談できちんと交渉できるので次の職場は必ずより良い待遇で決まります。
長く卒業生などを見てきて実感する事です。