<映画>かがみの孤城
アマプラで「あなたが興味のありそうな映画」にチラチラと出てくるので、時間のあった週末にこの映画を見ました。
本作品は、2018年に本屋大賞を史上最多得票数で受賞、「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2021」(文庫部門)など9冠に輝く辻村深月のベストセラー小説「かがみの孤城」を劇場アニメ化し、2022年12月に公開されたものです。
大まかなストーリーは、
学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころの部屋の鏡がある日突然光り出し、その中に入ると、おとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人がいました。
そして、「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げます。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごす7人は一つの共通点があることがわかってきます。
互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に7人は心を通わせていきます。
そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲います。
といった感じでストーリが展開していきます。

主題歌は優里の「メリーゴーランド」です。
なんとなく通っていた中学校は、今思えば、友人を作ったり、クラブ活動を楽しんだり、勉強をがんばったり、人との距離感を学んだり、都度発生するイベントのお陰で緩急を学んだりなど、非常に多くのことを自然に学習していたと感じています。
そのような時期に部屋に閉じこもって学校に通えなくなるのは、それぞれいろんな事情があると思います。
ご自身もしくは周りにそのような人がいらっしゃる方には、本作品がとても響くだろうな、と思いました。
気になった方は、ぜひご覧ください。