サンワテクノス（8137）

サンワテクノス（8137）の事業内容は以下の4つです。

電子コンポーネント：

　電子・機構部品及び加工組立された商品を提供する事業

制御デバイス：

　産業システムや機械の制御・管理する商品を提供する事業

産業用PC：

　産業用PCを活用したハードウェア・ソフトウェアを提供する事業

FAソリューション：

　FA市場での効率化、品質向上ソリューションを提供する事業

2026年3月期（10/26時点）の投資指標は、

予想PER：16.3倍
PBR実績：0.90倍
予想配当利回り：4.39％　　※ 株主優待があります

予想1株配当金：120円

財務状況は以下のとおりです。

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）から割安感、割高感はありません。

配当利回りは4.5％程度で、株主優待があります。

自己資本比率は50％程度です。

有利子負債倍率（有利子負債＝借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています）は0.17で、利益剰余金が有利子負債の4倍程度あります。

直近4年間の業績＋今期の業績予想は以下のとおりです。

また、少し長期の売上高、営業利益および経常利益の推移は以下のとおりです。

7月29日に発表した1Q決算は、以下のとおりでした。

なお、経常利益の通期会社予想に対する進捗率は10.1%で、前期の21.8％より悪かったです。

今期の配当金は120円です。

なお、配当方針としては、「DOE（連結株主資本配当率）4.0％以上を目途に、継続的かつ安定的な配当を行う」だそうです。

中期経営計画では、下記の数値目標を設定しています。

株主優待はQUOカードになります。

詳細は上記リンクからご確認ください。

現在の株価は2733円です。

現在の株価での配当利回りは4.4％程度、株主優待利回りは0.7％程度で合計5.1％程度になります（100株を2年以上保有と仮定）。

財務はまずまずで、中計は今後の成長を期待させる内容になっています。

（ただ、数値目標は少し後ろ倒しされたような・・・（以前は2028年3月期に営業利益100億円だったかな））。

今月末が2Q決算の発表になりますが、長期的には商品戦略を着実に実行して、数値目標の達成を実現してほしいです。

銘柄分析：サンワテクノス（8137）