早稲田学習研究会（5869）

早稲田学習研究会（5869）は、北関東を軸に小・中・高校生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミ」の運営をしている会社です。

個別指導も行っています。

2026年5月期（9/15時点）の投資指標は、
予想PER：14.0倍
PBR実績：1.88倍
予想配当利回り：5.13％

予想1株配当金：62円

財務状況は以下のとおりです。

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）から割安感、割高感はありませんが、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）から少し割高感があります。

配当利回りは5％程度で、株主優待が新設されました。

自己資本比率は75％程度です。

有利子負債倍率（有利子負債＝借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています）は表示がなく、無借金経営です。

直近4年間の業績＋今期の業績予想は以下のとおりです。

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

8月7日に発表した1Q決算は、以下のとおりです。

なお、会社予想の通期税引前利益に対する進捗率は-9.7%で、前期進捗の-11.1％と同程度でした。

当期の配当金は1株62円です。

なお、配当方針については「継続的かつ安定的な配当、累進配当」としているそうです。

中期経営計画ではなく、長期目標イメージを公開しており、以下のとおりでした。

株主優待は8月7日に新設され、QUOカードがいただけます。

詳細は上記リンクからご確認ください。

現在の株価は1209円です。

現在の株価での配当利回りは5.1％程度、株主優待利回りは0.4％程度で、総合利回りは5.5％程度になります（200株を1年以上保有と仮定）。

財務は優良ですし、年率5％以上の成長が期待できそうです。

こちらの銘柄は高配当銘柄として保有していましたが、株主優待新設で株価は上昇するし、おまけに優待もいただけるようになり、とてもよい流れになっています。

累進配当を宣言していますので、これからの成長に伴う増配やTOBといったイベント発生にも期待したいです。

銘柄分析：早稲田学習研究会（5869）