ウイルテック（7087）

ウイルテック（7087）は、製造請負・派遣、建設技術者派遣および製造装置受託事業が3本柱の企業です。

また、海外の大学と連携し、技術系学生の受け入れ（海外人財サービス事業）をおこなっています。

2026年3月期（8/24時点）の投資指標は、
予想PER：8.2倍
PBR実績：0.74倍
予想配当利回り：4.36％

予想1株配当金：40円

財務状況は以下のとおりです。

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）から割安感があります。

配当利回りは4％以上で、直近、株主優待が新設されました。

自己資本比率は40％以上です。

有利子負債倍率（有利子負債＝借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています）は0.13で、利益剰余金が有利子負債の7倍程度あります。

直近4年間の業績＋今期の業績予想は以下のとおりです。

また、長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

8月12日に2026年3月期1Q決算を発表しており、下記のとおりでした。

なお、2026年3月期における通期経常利益の会社予想に対して進捗率は-2.4％で、前期の-16.0％よりは改善していました。

ただ、過去5年の1Q進捗を確認すると、あまりよい進捗とは言い難いですね。

当期の配当金は1株40円を予定しています。

なお、配当方針としては、「必要な内部留保を確保しつつ、連結配当性向30％」だそうです。

中期経営計画は見当たりませんでしたが、長期ビジョンを公表しており、下記が数値目標のようです。

8月22日に株主優待新設を発表しており、QUOカードをいただけます。

詳細は上記リンク（プレスリリース）からご確認ください。

現在の株価は917円です。

現在の株価での配当利回りは4.4％程度、株主優待利回りは3.6％程度で、総合利回りは8.0％程度になります（300株保有と仮定）。

財務はよく、株主還元を強化してきました。

長期ビジョンを公開しており、10年で売上高を倍増、経常利益は5倍を目指すみたいで、しっかり上を見ています。

個人的には総合利回り6.5％を目安に週明け仕込んでみたいと思います。

銘柄分析：ウイルテック（7087）