ユニプレス（5949）

ユニプレス（5949）は、自動車部品、電機部品および金属製品の製造および販売、溶接機器・金型及び治工具の製作および販売、プレス機械検査および保全をしている会社です。

2025年3月期（4/12時点）の投資指標は、
予想PER：表示なし

PBR実績：0.28倍
予想配当利回り：6.42％

予想1株配当金：60円

財務状況は以下のとおりです。

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）は今期最終益（純利益）がマイナスのため表示がなく、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）から割安感があります。

配当利回りは6％以上で、株主優待もあります。

自己資本比率は45％以上です。

有利子負債倍率（有利子負債＝借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています）は0.41で、2024年3月期決算時では利益剰余金が有利子負債の2倍程度ありました。

直近4年間の業績＋今期の業績予想は以下のとおりです。

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

2月13日に発表した3Q決算は下記のとおりでした。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は53.0％で、前期の84.0％よりは悪かったです。

当期の配当金は1株60円の予定です。

なお、配当方針は「安定的かつ適正な水準の配当を目指し、株主資本配当率（DOE）を意識した配当金とする（当面はDOE2％越え）」だそうです。

中期経営計画では、下記の数値目標を設定しています。

株主優待は優待ポイントをいただいて、様々な商品と交換できます。

詳細は上記リンクからご確認ください。

現在の株価は934円です。

現在の株価での配当利回りは6.4％程度、株主優待利回りは3.2％程度で、総合利回りは9.6％程度になります（100株を3年以上保有と仮定）。

財務はそれほど悪くないですが、今期の純利益は赤字の予想です。

来期は今のところ黒字化を予定していますが、日産向けの製品が多く、経営はなかなか厳しい見通しだと感じています。

ただ、DOE2%以上を株主に還元する姿勢と、将来的には3%以上にする意気込みがあるので、これからもなんとか頑張ってほしいです。

銘柄分析：ユニプレス（5949）