四国銀行（8387）

四国銀行（8387）は、高知県、徳島県を中心に四国全県へ展開する銀行です。

みずほ銀と関係が深く、高知県の指定銀行となってます。

2025年3月期（12/14時点）の投資指標は、
予想PER：7.4倍
PBR実績：0.28倍
予想配当利回り：4.42％

予想1株配当金：50円

財務状況は以下のとおりです。

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）から割安感があります。

配当利回りは4.5％程度で、株主優待があります。

自己資本比率は5％程度です（銀行業は総じて低いです）。

なお、長期の財務状況は以下のとおりです。

直近4年間の業績＋今期の業績予想は以下のとおりです。

また、長期で見た経常収益（銀行業では「売上高」とは言わない）、経常利益および利益の推移は下図です。

リーマンショックのあった2009年3月期は赤字に転落しています。

経常利益の会社予想進捗率は62.8%で、前期の54.3％よりよかったです。

当期の配当金は1株50円を予定しています。

なお、配当方針はあまり明確ではありませんが、直近3年の配当性向は25％前後だったようです。

2023年4月1日に公表された中期経営計画ですが、定量目標は以下のとおりです。

株主優待はQUOカードか地元特産品になります。

詳細は上記リンクからご確認ください。

現在の株価は1132円です。

現在の株価での配当利回りは4.4％程度、株主優待利回りは0.7％程度で、総合利回りは5.1％程度になります（200株を1年以上保有と仮定）。

金融ショックがない限りは黒字経営ができている四国の優良銀行になりますので、比較的安全ではないかと思っています。

2Q決算発表を受けて株価が上昇しましたので、少し買いにくくなりましたが、引き続きウォッチしていきたいです。

銘柄分析：四国銀行（8387）