田辺工業（1828）

田辺工業（1828）は、以下の４つの事業をおこなっています。

①プラントエンジニアリング

②エレクトロニクス

③メカトロニクス

④熱機器・工業炉

2025年3月期（10/13時点）の投資指標は、
予想PER：8.1倍
PBR実績：0.71倍
予想配当利回り：3.87％

予想1株配当金：60円

財務状況は以下のとおりです。

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）から少し割安感があります。

配当利回りは3.5％以上で、株主優待もあります。

自己資本比率は50％程度です。

有利子負債倍率（有利子負債＝借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています）は0.28で、利益剰余金が有利子負債の4倍程度あります。

直近4年間の業績＋今期の業績予想は以下のとおりです。

また、少し長いスパンの売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

8月9日に発表した1Q決算は、以下のとおりです。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は29.5%で、前期進捗の31.6％とほぼ同程度でした。

当期の配当金は1株60円を予定しています。

株主優待はQUOカードになります（年2回）。

詳細は上記リンクからご確認ください。

現在の株価は1550円です。

現在の株価での配当利回りは3.9％程度、株主優待利回りは0.6％程度で、総合利回りは4.5％程度になります（100株保有と仮定）。

財務良好、売上高成長率はよく、株主還元も悪くなくです。

2016年以降の期中業績予想修正を確認すると、直近の2024年通期業績予想修正以外はすべて上方修正（9回中8回）をしており、今期は手堅い着地になるのではないかと予想しています。

ただ、総合利回りの低さが難点ですね。。。

（あと、中計、株主還元方針を開示していないのも）

銘柄分析：田辺工業（1828）