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大豊建設(1822)


大豊建設(1822)は、大型土木工事に強みのある建設会社で、下記の部門で構成されています。

ちなみに、麻生グループの傘下です。

 

 

2026年3月期(6/1時点)の投資指標は、
予想PER:18.3倍
PBR実績:1.02倍
予想配当利回り:3.86%  ※ 株主優待もあります

予想1株配当金:32円

 

財務状況は以下のとおりです。

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感、割高感はありません。

配当利回りは3.5%以上あり、株主優待もあります。

自己資本比率は50%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.10で、利益剰余金は有利子負債の3倍程度あります。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移は下図のとおりです。

 
 

5月9日に2025年3月期の本決算を発表しており、上記の内容でした。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は100.7%でした。

また、2026年3月期の業績予想も上記のとおりで、売上高は微減収ですが、経常利益は20%以上の増益を見込んでいます。

 
 

今期の配当金については、前期より2.6円増配しており、1株32円を予定しています。

(2025年4月1日付で1⇒5の割合で株式分割を実施しています)

配当方針は、連結配当性向50%以上から70%以上に変更されています。

 
 

同社は株主優待を実施しており、同社株式100株以上保有の株主は年に2回、QUOカードをいただけます。

詳細は上記リンクから確認してください。

 

 

中期経営計画には、下記のような数値目標がありました。

 

 

現在の株価は829円です。

現在の株価での配当利回りは3.9%程度、優待利回りは3.6%程度で、総合利回りは7.5%程度になります(100株を3年以上保有と仮定)。

財務は悪くなく、総合利回りが結構高いです。

中期目標は右肩上がりで、それに伴う配当金の増額も期待できるなかなかな銘柄だと思いました。