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三栄コーポレーション(8119)

 

三栄コーポレーション(8119)は、生活用品の専門商社で、家具、家庭用品、服飾雑貨、家電の4事業部制を敷いており、各事業部でOEM(卸売)事業とブランド事業の2つのビジネスを展開している会社です。

 

 

2025年3月期(4/6時点)の投資指標は、
予想PER:9.4倍
PBR実績:0.64倍
予想配当利回り:3.26%

予想1株配当金:29円

 

財務状況は以下のとおりです。

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から少し割安感があります。

配当利回りは3%以上で、株主優待もあります。

自己資本比率は60%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.27で、2024年3月期決算時では利益剰余金が有利子負債の2倍程度ありました。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、少し長期で見た収益(売上高)、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

2月7日に発表した3Q決算は下記のとおりでした。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は108.4%で、前期の96.0%よりはよかったです。

 

 

当期の配当金は1株29円の予定です。

なお、配当方針は「当期純利益に対する配当性向30%~50%を目処に実施します」だそうです

 

 

中期経営計画(2025年3月期の中間決算資料)では、下記の数値目標を設定しています。

 

 

株主優待は優待ポイントをいただいて、様々な商品と交換できます。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 
 

現在の株価は890円です。

現在の株価での配当利回りは3.3%程度、株主優待利回りは3.4%程度で、総合利回りは6.7%程度になります(100株を3年以上保有と仮定)。

財務はだいぶ改善してきて悪くなく、今期の業績は好調です。

ただ、個人的には株主優待の内容に少し満足できないので、現在の総合利回りでは購入を見送るでしょう。