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CARTA HOLDINGS(3688)

 

CARTA HOLDINGS(3688)は、顧客とユーザーの架け橋となる事業(デジタルマーケティング事業とインターネット関連サービス事業)を、デジタル領域でサービスを提供している企業です。

 

 


2025年12月期(3/16時点)の投資指標は、
予想PER:19.6倍
PBR実績:1.46倍
予想配当利回り:4.15%

予想1株配当金:58円

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から少し割高感があります。

配当利回りは4%以上で、株主優待もあります。

自己資本比率は50%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は記載がなく、無借金経営です。

 

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

2月13日に発表した本決算は、上記のとおりでした。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は113.5%で過達でした。

あと、今期の業績予想も上記のとおりです。

 

 

当期の配当金は1株58円の予定です。

なお、配当政策はDOEの目安を5%から6%に引き上げています

 

 

中期経営計画では下記の基本方針のほかに、M&Aに関する基本⽅針、バランスシートマネジメントおよび株主還元⽅針が公表されています。

 

 

 

株主優待はデジタルギフトです。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 
 

現在の株価は1396円です。

現在の株価での配当利回りは4.2%程度、株主優待利回りは2.1%程度で、総合利回りは6.3%程度になります(100株を3年以上保有と仮定)。

財務は健全で、業績は安定しており、筆頭株主は電通グループになります。

効率的な事業ポートフォリオ運営とM&Aで再び成長することを期待するとともに、TOBを少しだけ頭の隅に入れておきたいです。