
テー・オー・ダブリュー(4767)
テー・オー・ダブリュー(4767)は、イベントを企画運営する企業です。
電通、博報堂などの広告代理店が主な顧客で、異業種とのコラボを積極的に展開しています。
今期、来期は大阪万博関連の寄与が大きそうです。
2025年6月期(3/1時点)の投資指標は、
予想PER:8.9倍
PBR実績:1.30倍
予想配当利回り:4.82%
予想1株配当金:15円
財務状況は以下のとおりです。
PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から割安感がありますが、
PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感、割高感はありません。
配当利回りは4.5%以上で、株主優待もあります。
自己資本比率は70%以上です。
有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.05で、利益剰余金は有利子負債の10倍程度あります。
直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。
なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は51.6%で、前期の69.1%より悪かったですが、4Qの大阪万博の寄与を考えると、あまり気にしなくてよいと思っています。
当期の配当金は1株15円の予定です。
なお、株主配当方針は少し特殊で「配当性向40%で算出された一株当たりの予想配当金と、本決算発表日の前日の終値に株価配当利回り4.5%を乗じて算出された一株当たりの配当金のいずれか高い方を最低配当金として配当金を決定する」だそうです。

株主優待はQUOカードです。