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西川ゴム工業(5161)

 

西川ゴム工業(5161)は、自動車用シール材及び一般産業資材製品の設計・開発、製造、販売をおこなっている会社です。

※ 緑色のゴムの部分(シール部品)を製造しており、雨・風・音を防ぎます。



2025年3月期(2/10時点)の投資指標は、
予想PER:8.3倍
PBR実績:0.5倍
予想配当利回り:9.12%

予想1株配当金:204円

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感があります。

配当利回りは9%以上で、株主優待もあります。

自己資本比率は60%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.21で、利益剰余金は有利子負債の3倍程度あります。

 

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

2月10日に発表した3Q決算は、以下のとおりです。

 

 

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は60.4%で、前期進捗の82.7%より悪かったですが、業績予想は上方修正しています。

 

 

当期の配当金は1株204円に増額されました。

これは、配当方針をDOE8%程度に変更したことによります。

 

 

中期経営計画では、下記のような数値目標を設定しています。

 

 

 

株主優待はQUOカードです。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

現在の株価は2237円です。

現在の株価での配当利回りは9.1%程度、株主優待利回りは0.9%程度で、総合利回りは10%程度になります(100株を3年以上保有と仮定)。

財務はよく、成長も少し期待できます。

さらに配当方針にDOEを導入しましたので、中計期間の2030年3月期までは変更された方針が継続すると見込んでいます。

DOE4%が178円ですからDOE8%は356円で、年間配当金は35600円となり、QUOカードと合わせると37600円になります。

5000円くらいまでは株価が高騰するのでしょうか?