
淀川製鋼所(5451)
淀川製鋼所(5451)は、以下の事業を展開している会社です。
1.鋼板関連事業
鋼板から製品まで一貫生産を行っています。
2.ロール事業
鉄鋼用ロールをはじめ、周辺機械設備まで対応しています。
3.グレーチング事業
暮らしの安全・安心、道路や公園などのインフラの整備に不可欠なグレーチング↓を製造・販売しています。
4.不動産・その他事業
自社ビルのテナント事業や駐車場の経営、所有する不動産の管理や有効活用を行っています。
2025年3月期(2/8時点)の投資指標は、
予想PER:12.9倍
PBR実績:0.87倍
予想配当利回り:5.82%
予想1株配当金:333円
財務状況は以下のとおりです。
PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から割安感、割高感はありませんが、
PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から少し割安感があります。
配当利回りは5.5%以上で、株主優待もあります。
自己資本比率は70%以上です。
有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0で、ほぼ無借金経営になります。
直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

2月7日に発表した3Q決算は、以下のとおりです。
なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は84.2%で、前期進捗の79.1%よりよかったです。
当期の配当金は1株333円に増額されました。
なお、配当方針としては、「業績に応じた配当金のお支払いは、安定的、継続的に実施することを基本方針とし、2023年度~2025年度の3年間については、1株当たり200円以上の年間配当金を維持した上で、連結配当性向年間75%以上を目途に実施する。」そうです。
株主優待は、カタログギフトなどです。