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マーキュリアホールディングス(7347)


マーキュリアホールディングス(7347)は、ファンド運用や自己投資事業を行っている企業です。

政策投資銀行と伊藤忠商事は、それぞれ10%以上、同社の株式を保有する大株主です。

 

 

2024年12月期(8/18時点)の投資指標は、

予想PER:8.2倍
PBR実績:0.91倍
予想配当利回り:2.61%  ※ 株主優待があります

予想1株配当金:22円

 

 

財務状況は以下のとおりです。

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から少し割安感があります。

配当利回りは2.5%以上で、株主優待もあります。

自己資本比率は80%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は記載がなく、無借金経営になります。

 

 

直近4年間の業績は以下のように推移しています。

今期はかなりの好業績を予想していますが、実現できるといいですね。

 

 

8月13日に発表した2Q決算では、日本の物流・サプライチェーンに関連した新規ファンドを企画しましたが、中国の不動産市場の悪化のため、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は16.9%と、昨年同期比でイマイチな2Q進捗でした。

 

 

配当金は1株22円を予定しています。

配当性向30%程度を目安としています。

 

 

株主優待はQUOカードになります。
詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

現在の株価は843円です。

現在の株価での配当利回りは2.6%程度、株主優待利回りは2.4%程度で、総合利回りは5%程度になります(100株保有と仮定)。

ファンド運用で得られる管理報酬や成功報酬、手元資金を自身が運営するファンドに投資して得られる配当や売却益が事業の根幹になりますが、無借金経営でここのところ利益をしっかり確保していること、2024年8月から株主優待を新設したことなどから、まずは100株を保有してみるのもいいかな、と思っています。