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マースグループホールディングス(6419)


マースグループホールディングス(6419)は、①アミューズメント関連事業(パチンコ周辺機器など)、②スマートソリューション関連事業(画像処理システム、IoT冷蔵物販自販機および無人チェックイン端末など)、③ホテル・レストラン関連事業を3つの柱として事業展開しています。

 

 

2025年3月期(8/17時点)の投資指標は、

予想PER:7.6倍
PBR実績:0.88倍
予想配当利回り:5.53%  ※ 株主優待があります

予想1株配当金:195円

 

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から少し割安感があります。

配当利回りは5.5%以上で、株主優待もあります。

自己資本比率は80%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.01で、無借金経営になります。

 

 

直近4年間の業績は以下のように推移しています。

今期はホテル・レストラン関連事業の赤字が解消されたり、新紙幣対応需要のおかげで好調を維持しています。

 

 

 

7月30日に発表した1Q決算はかなり順調で、会社予想の経常利益に対する進捗率は42.5%でした。

 

 

 

配当金は1株195円と想定されています。

配当性向30%を経営目標としていますが、今期は創立50周年の記念で記念配50円を含んでいることにご注意ください。

 

 

株主優待はQUOカードや食品カタログをいただけます。
詳細は上記リンクからご確認ください。
 

 

   

 

 

現在の株価は3525円です。

現在の株価での配当利回りは5.5%程度、株主優待利回りは0.3%程度で、総合利回りは5.8%程度になります(100株保有と仮定)。

無借金経営で利益剰余金が600億円以上あり、配当利回りが5.5%以上(今期の配当性向は記念配があるため40%程度ですが、基本は30%程度が目途、と無借金経営にしては低めかも)はとても魅力的です。

前期、今期ともに過去最高レベルの売上、利益を想定しており、来期以降も高い水準を維持・改善するための経営戦略として、利益剰余金の有意義な活用などを検討してほしいと願ってます。