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日本精機(7287)


日本精機(7287)は、2輪車用計器で世界のトップ企業です。

自動車用、民生機器用も強いです。

ヘッドアップディスプレー(HUD)にも注力しています。

2024年3月期(2/18時点)の投資指標は、
予想PER:17.9倍
実績PBR:0.40倍
予想配当利回り:2.84%

予想1株配当金:40円

 

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から割高感、割安感はありません。

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)からはかなり割安感があります。

配当利回りは3%以下で、現時点では高配当株とは言い難いです。

自己資本比率は60%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.13で、利益剰余金は有利子負債の5倍以上になります。

 

過去4年の業績は以下のように推移しており、売上高は2023年3月期に過去最高を達成しています。

 
2月9日に2024年3月期3Qの決算を発表しており、その際、通期の業績予想を上方修正しています。
 

2023年11月10日に公表した中期経営計画では以下のようなKPI(Key Performance Indicatorの略で、重要な業績評価の指標)を設定しています。

 

 

配当については、今期は40円(中間:20円、期末:20円)を予定していますが、中期経営計画によれば、以下のように総還元性向80%を目標とするそうです。

 

過去3年くらいのチャートは以下のとおりです。

2022年10月を底に成長軌道に入っているように見えます。

 

なんと言っても、2023年11月に発表した中期経営計画がとても魅力的です。

今期、来期はおおよそ予想どおりに推移すると思われますが、その先の成長が計画どおりに進めば、間違いなく高配当株になることでしょう。