
三菱UFJ-eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
2024年からはじまる新NISAでは積立投資枠が毎年120万円あって、最大で600万円まで利用できます。
それを利用しないのはもったいない気がして、4つの投資信託の選定をしました。
まず最初は安定した成長が期待できる”三菱UFJ-eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)”、いわゆる「オルカン」を選びました。
こちらは、週間、月間でもよく上位にランキングされる投資信託で、なぜこれが人気なのかと言うと、①手数料の安さ、②世界人口増、③生活レベル上昇志向、そして④分散投資にあると思います。
①手数料(信託報酬)の安さですが、0.05775%と投資信託としては非常に低い割合です。
②世界人口増は、下記のチャートにありますように全世界で右肩上がりに人口が増加します。
それに伴って、経済も成長しますので、オルカンにプラスに働くと考えられています。
③生活レベル上昇志向は、ほとんどの方は今よりもよりよい生活を送りたいと考えていることから、それに伴って生活の質が上がり、経済が活性化されることで、オルカンにも影響を与える、といった流れになります。
例えば、GDPの成長に伴って、株価が上昇する一例を下記に示します(2005年から2020年が分かりやすいです)。
2005年から急激に中国のGDPが伸び、それと同じ時期から上海総合指数は大きな上下があるものの成長を続け、指数は3倍程度まで上昇しています。
このような成長が、今後のASEAN諸国やインドでも見られると期待しています。
④分散投資ですが、安定した投資をするための基本な考え方になります。
この投資信託だけで世界に満遍なく投資していると思えば、安定感があると思います。
ただ、ドル建てが6割なので、投資の軸は米国にある点は理解した方がよいです。
以上のような理由からオルカンが投資信託上位にランキングされる要因と考えています。
残り3つの投資信託も順次、簡単にご紹介します。