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アマダ(6113)


アマダ(6113)は、金属加工機械・器具の製造・販売・賃貸・修理・保守・点検・検査などを主な事業としています。主に板金機械事業、切削事業、研削盤事業、プレス事業、精密溶接事業の5事業を中心とする加工機械を取り扱っている他、それらを制御するコンピュータ・ソフトウエアや周辺装置、金型、メンテナンスにいたる関連業務を提供しています。


2024年3月期(12/24時点)の投資指標は、
予想PER:12.68倍
PBR実績:0.95倍
予想配当利回り:3.91%

予想1株配当金:57円

 

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感、割高感はありません。

配当利回りはほどほどの高さです。

自己資本比率は75%以上でかなり高いです。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0に近く、利益剰余金が有利子負債を大幅に上回っています。

 

過去4年の業績は以下のように推移しており、2023年3月期に過去最高益を達成しており、四季報の業績予想によれば、2024年3月期、2025年3月期もその記録を更新するようです。

 
11月9日に2024年3月期2Qの決算を発表しており、上期の業績が順調に推移したことから上方修正を発表しています。
 

また、配当についても下記のとおり、増配を発表いています。

 

中期経営計画では、2025年に売上高4000億円、営業利益640億円、2030年に売上高5000億円、ROE10%以上を目標にしています。

 

同社は、今後見込まれる円高が売上、利益面でアゲインストになりますが、クリーンエネルギー推進、サプライチェーン再構築などに伴う省電力化や省人化に対応した同社の高生産性商品はこれからも好調が続くと期待できます。

 

個人的には配当利回りが少しだけ低いので投資対象から除外しますが、何かの折に上昇すれば候補の一つにしたい銘柄です。