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世紀東急工業(1898)


世紀東急工業(1898)は、①道路舗装工事業、②土木工事業、③環境・景観整備事業、④合材製造販売事業の4つの事業領域を軸に事業を展開している企業です。

2024年3月期(11/25時点)の投資指標は、
予想PER:18.46倍
PBR実績:1.52倍
予想配当利回り:5.47%

予想1株配当金:90円

 

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感はありません。

配当利回りはかなり高いです。

自己資本比率は50%をわずかに越えています。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)はまずまずで、利益剰余金は有利子負債の約5倍です。

 

過去4年の業績は以下のように推移しており、コロナ禍で過去最高益をたたき出しましたが、2023年3月期は営業利益がかなり落ち込みました。ただ、2024年3月期、2025年3月期と改善する見込みです。

 
11月6日に2024年3月期2Qの決算を発表しており、進捗は非常に順調ですが通期予想を修正していません。
 

配当については、株式市場における評価改善として配当性向100%、DOE8%を目標にしたことで、2024年3月期は90円となり、PBRはかなり改善されました。

 

 

 

現在の株価は1645円です。

15年以上黒字経営が続いており、財務体質は改善されてきています。

配当金の増減は企業の成長に左右されますが、同社に期待して株式を購入するのもよいかもしれません。