
小松ウオール工業(7949)
小松ウオール工業(7949)はオフィスビル等の間仕切りを製造、販売する企業です。国内トップで、竣工するビル向けが強いです。
2024年3月期(10/28時点)の投資指標は、
予想PER:12.79倍
PBR実績:0.74倍
予想配当利回り:4.15%
予想1株配当金:120円
財務状況は以下のとおりです。
線を引ている箇所を主にチェックしますが、PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)からは割安感も割高感もありませんが、PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)からは割安感があります。配当利回りはまずまずの高さです。自己資本比率は80%以上とかなり高いです。有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)の記載はありませんが、無借金経営で財務は非常に健全です。
過去4年の業績は以下のように推移しており、コロナ禍でもしっかり利益を稼ぐ会社です。
配当金については下記のようにこれまで推移しており、DOE3%を下限とした安定配当を目指すそうです。
個人的には、無借金経営をされているので、DOEの下限値を上げるか、他の条件を付加してほしいところです。
2023年4月27日に開示していた中期経営計画では、経営目標を以下のように公表しています。
上方修正した内容以上で通期の着地を見通すことができれば、3Q決算で増配があるのではないかと期待しています。