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アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)


アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)は①婚礼事業、②介護事業、③食品事業、④フォト事業、⑤結婚仲介事業のグループ経営管理会社です。

2023年10月期(10/8時点)の投資指標は、
予想PER:14.65倍
予想EPS:48.8
PBR実績:2.41倍
予想配当利回り:3.36%

予想1株配当金:24

 

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、PBRは2倍以上で少し高く、予想配当利回りはちょっとだけ低いです。ただ、株主優待を最後に記載しますが、それと合わせると利回りは高いです。有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は年々改善されています。

 

過去4年の業績は以下のように推移しており、コロナ禍で婚礼事業などは大きな打撃を受けて赤字を計上していました。ただ、2022年10月は過去最高の最終益で、2023年10月期はその記録を上回る想定です(ただ、3Qの進捗を鑑みると達成は難しそうに見えます)。

 
9月11日に2023年10月期3Qの決算を発表しており、進捗率は45.6%と半分も進捗していませんでした。ただ、通期の業績予想の修正はしていませんでした。
 

株主還元は利益がでればしっかり還元する、といったスタンスのようです。

 

最後は株主優待です。

100株以上から準備されていて、例えば100株保有でお菓子2000円相当とレストラン食事代金優待券3枚がいただけます。

レストラン食事代優待券を無視して株主優待の利回りを計算すると、現在の株価は715円ですから2.8%になります。

予想配当利回りの3.36%と合わせると、6.16%で魅力的に見えます。

ただ、3Q進捗があまりよくないのが気がかりです。

通期の純利益のアナリスト予想(1,440百万円)は会社予想(1,500百万円)とほとんど近い数値ですが、本当にそこまで到達するのか見守りたいと思っています。