水木先生が天国に召されました。
 
私は。先生の独特の世界に魅了され、これまでずっと先生の作品を読み続けてきました。
また、先生は私の父と同じ年にお生まれになったこともありとても近しい存在のように感じていました。
 
はじめて読んだ先生の作品は、別冊少年マガジンに掲載された「テレビくん」です。しばらくして朝日ソノラマの新書版シリーズの最初期に刊行された「猫又」「日本奇人伝」を読みました。それまで読んでいた作品に比べてなんとも独特で、ストーリーも「怖いような」、「楽しいような」、「のんびりしたような」、「悲しいような」いろいろな要素が絡み合った、珍味でした。そして、「ゲゲケの鬼太郎」からは、漫画界のトップランナーの一人として大活躍されました。
 
先生は、妖怪達のように漫画界の「ヌシ」として、いつまでも密かにひっそりと存在されているように感じておりましたが、今度は本当にどこかに行かれてしまったのですね。。。
本当にありがとうございました。