いよいよ、3月もあとわずか。先日、小学校の卒業式も終りました。4月からは新しい学校の生活が始まります。
電車で通学することになりましたが、始業時間が早いので朝に弱い息子が遅刻しないか少し心配です。
また、幼稚園、小学校と給食があったので、初めて毎日弁当を作ることになった妻は、さらに早く起きなければならないので少し憂鬱そうです。
さらに、朝食くらいはみんなで食べようということになっている我が家では、朝食の時間がとても早い時間帯になるため、夜更かし癖のある私は毎朝がとても辛くなりそうです。
今年の春は、いろいろな意味で、リスタートとなります。
 
さて、今までこのブログでだらだらと、塾や学校の話を書いてきましたが、意外にも、結果的に私の息子には塾はとても楽しいところだったようです。学校では教えられない新しい知識をたくさん教えられ、それをテストなどでチェックされるプロセスが彼には、クイズやパズルのように感じていたようです。元気で面白い新しい友達もでき、なかなか面白い先生もいて、結構さわがしく授業を受け、遊びの一環として塾の生活をエンジョイしていたふしがありました。
受験日が近づき塾にいく予定の日がだんだん残り少なくなっていくと息子は、「もう塾に行けなくなるのがさびしい。もっと早く行けば良かった。」などと言い出す始末です。実際、やる気スイッチが入ったのか、入っていなかったかは、親からみても判定不能です。まったく、幸せなやつです。
 
そして、受験。厳しい現実を突きつけられて、ようやく、塾に通っていた目的が何だったか気づくのですが、あの時もう少し頑張っていたら、と思っても遅きに失していることになります。結果がすべてですからね。
 
もちろん、塾は楽しいことばかりではないと思います。
とても厳しい現実といえば、受験のための塾の多くは、成績順でクラスや座る席まで決められる仕組みになっているようです。塾側は容赦なく、次々と課題を与えてきます。そして習熟度の確認テストが頻繁に実施されます。もちろん点数が付いて順位がつけられます。これについていけなくなったら、とても厳しい状況に追い込まれます。子供の身の丈に合った塾への転塾や中学受験することを諦めて高校受験に切り替えることも考えなければいけないこともあるでしょう。模擬試験などの結果で希望校の偏差値と自分の偏差値に乖離がある場合、あこがれていた学校に行くことを諦めなければなりません。あくまで、その時点での話ですが、自分が数値化されることは、とても厳しいことです。本人以上に親はがっかりしてしまうかもしれません。
 
私の息子の塾ライフは終わりましたが、受験した子供の中には、中学の勉強に備えてまた塾に行き始めた人も結構たくさんいます。特に新しく習う英語対策のため英語塾に通い始める子はたくさんいるようです。
今度は大学への道が続くわけです。