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この本は、東日本大震災復興支援チャリティーコミックです。この本の収益は、被害が大きかった岩手、宮城、福島の震災遺児・孤児のための育英基金に寄付されるとのことで、27名の漫画家が参加したものです。
 
2012年5月に出版されたものです。実際にはそれぞれの漫画家の方々は震災が起こってからすぐに描きはじめたのだと思います。それぞれの作家がいろいろな想いを持ちながら作品を描かれています。背景にはあの震災があるので、全体のトーンはなんともいえない雰囲気です。だって、自分の想いをうまく伝えるのはとても難しいことですから。
 
私的なことですが、私の実家は宮城県です。就職で上京するまで宮城県にいました。自分の家や親族、友人達を含め故郷は、今回の震災でとても大きな影響を受けました。今回、改めてこの本を読んで、自分の中からこみあげてくる熱いものを抑えることができませんでした。