昔のお菓子のおまけを集めている。ネットオークションなどでちょっとずつ、買える範囲で集めていたが、いつのまにかそこそこの数が集まってきた。

昔からアンティークトイの専門店などに出入しているが、お菓子のおまけはなかなか出ない。お菓子の箱などは、さらに出ない。子供の頃集めたものを缶からのような宝箱に入れて持っている人はまだ結構いると思うけど、そんな一見くずのようなものが、強面に見える店主がいる専門店で売れるなんて想像がつかないんだと思う。また、ずっと持っているものを手放すのがとても辛いからだろう。

その点、ネットオークションは気楽に出品できるので、専門店よりかえって出てくる頻度が高いんですね。今までいろいろな人からたくさんゆずっていただいたが、子供の時から持っていたというものが結構ある。中には、祖父が持っていたという場合もある、そのおじいさんは、今どうしてるのかな?と考えるとすこし悲しい気分になったりする。

今のお菓子に較べて、箱のサイズは小さめ、色も素朴な味わいで、当時のお菓子達はとても可憐に見えてしまう。ああ、大切にしよう!と考えてしまう。

今は食玩が文化の確固たるテリトリーのひとつになっているが、今後どのように発展していくのかな?
40年後にいろいろな宝箱からたくさんの懐かしいものがあふれてくるのでしょうか?