何でもそうでしょうが、趣味はやりはじめが一番楽しいものです。最初は、余り知識もなく、「なんて面白い世界があるもんだ!」と感動したりします。私のおもちゃ収集の場合は、余り専門店がない頃だったんで、頼りは、フリーマーケットと古道具屋さん。
手当たり次第、電話帳にある古物、アンティーク関係の店に電話をかけまくったりもしました。でも、たいていは何もありません。プロのお店も、得意な分野があって、おもちゃなんかは、あまり扱っている店が少ないのです。

でも、わくわくしながら探してる時が、一番楽しいんですね、はじめて知る情報ばかりで聞くものすべて、新鮮!恋愛の最初の頃みたい(?)です。

そして、少しその世界の状況がわかると、そこそこに集まった自分のコレクションのリストなんかを作ったり、カタログを集めたり。私なんかは、資料集めに国会図書館に通ってしまいました。(ここは、椅子がゆったりして、お昼寝に最適ですよ。)

いわゆる、レア物をレアと思わないくらい集めてしまうと。ケースに並べたりし始めます。ケースに入れると、よく見えるものなんです。

どんどん物が増えて、部屋がグッズで占領されると、一回は、くずれたグッズにうずもれた経験をつみます。おもちゃにおぼれている姿は、他の人に見せられませんね。なさけなくて。

結局、スペースに余裕があるところに、引っ越しました。こうなると、コレクションが少し重荷になります。どっちが主人かわからなくなります。

コレクションは、はじめがいいですね。ほんと。


(2002.2.9作成)