今日、約10日間の西新潟中央病院のリハビリ入院を終え退院した。前半は天気がよく海も穏やかだったが、さすがに今日の朝は雪が少し積もった。そんな中妻がようやく来た新車で迎えに来てくれた。予想していた通り可愛く装備もいいシエンタ・ハイブリッドに満足していた。
さすがに5回目の入院となると知り合いもできたが、症状の進行は隠せなかった。
行っている間中頭のくらつきはあったが、低気圧でも血圧の影響でもないのがわかった。
まず理学療法だが、ふらつきは車椅子を使ってでないと院内の移動が許せない状況。リハビリ室ではストレッチ、壁を使っての横歩き・片脚立位や歩行器を使っての歩行訓練。ポイントは前かがみにならず骨盤に体重を乗せ小刻みに歩く事と、膝を上げ踵から下す意識。実は一日目の夜、暗闇で歩行器ごと転倒したが、ゆっくり動き言われた事を意識すれば防げた。車椅子移動の為の腕の力は結構使うと感じた。また、24時間の血圧測定もしたのだが、夜は70代と極端に低くなるので夜間のトイレは気を付けなければならないと思った。
次は作業療法で肩等のマッサージ後、いつものペグ移動。一回り大きくなったコーンの移動と重り移動も追加。食事の時の箸が厳しくなってきたのでピンセット型の箸と、自主トレ用のゴムバンドを貸してくれた。
最後は一番気になっている言語療法。最近、滑舌が異常に悪い。STさんもそのことは十分承知で、とにかく文章を細目に切りゆっくりと話す。恐れずに意識して声量を大きく。不思議なのは音楽など興味のある話題になると割とハッキリするらしい。帰ってからも妻から少しよくなったと言われた。結局、歩行器や車椅子は使ってないし普通食も食べている。今回、久し振りに血液検査、心電図検査、レントゲン検査等もやったのだが全て異常なしだった。これから先どうなるか分からず進行は確実にしているが、また来たい。