昨日、10日の誕生日の前祝いで先日行ったカニ専門店へ妻と行って来た。約1時間かかる近郊市なので10日が平日のため、天気は悪かったのだが今日の休みに連れてってもらった。
妻と祝うのは何回目になるんだろう。二十歳頃からなのでかれこれ40年近くになる。最初は二人きりで始まって、家族で賑やかな時を過ぎ、また二人きりに戻って・・・。
私がこんな病気になってもまだ一緒にいてくれる。いや病気だからこそ支えてくれてる。本当に有難いことだ。この人生がたとえ病気で終わってもいい人生だったと思えるだろう。
カニのフルコースはハレの日にふさわしく、話は少なくなったが二人で盛り上がった。とても美味しかったのだが、私はこぼさないこと・落とさないことに必死だった。
彼女と出会わないで病気にならなかったのと、彼女と一緒になって病気になったのはどちらがよかったかというともちろん後者だ。また妻が病気でなくてつくずくよかったと思う。
身体が徐々に壊れていく感じだが、これからも”だましだまし”生きていきたい。