今期になって第一弾になるが、新商品の提案をした。方針発表会の時に話したシニア層向け(これからシニアという層も考えている)の企画で、「転倒予防室内シューズ」という提案名だ。

昨年2回の入院をした時、「転倒予防シューズ」を実際に使用していたのだが非常に良かったのが発案元だ。良い点は、①歩いても脱げず、脱ぎ履きを簡単に出来る事(普通のスリッパは歩くと脱げる)、②滑りにくい事、③段差につまずき難い事、④軽い事・・だった。

既存品の「転倒予防シューズ」は退院して自宅で履くには病院ぽくおしゃれ感がなく、逆におしゃれなものは機能性が低いものしかなかった。足りない機能は、フローリングだと踵や下肢が痛くなるので”足裏のクッション性”(底に衝撃吸収のソルボが入っているものがあるが¥7,200と高い)と、新たな希望機能として”ふらつきにくい内側加重傾斜”(倒れる時はいつも外側に動くからその逆向き)だ。

コンセプトが、「”院内・転倒予防シューズ”の機能そのままに~

おしゃれな脚にやさしいルームシューズ」。長時間の家事や立ち仕事でも足・膝・腰が楽々で、フローリングでもソフトな歩き心地-----

という特長だ。売れているミズノのウォーキングシューズ(の室内版)の様になったら理想である。

これから試作から始めるが、これが私の仕事である。