ジェイソンボーンの車と単車と… -102ページ目

ジェイソンボーンの車と単車と…

そして映画と日々のたわいない日記



ケープタウン
原題:ZULU



監督
ジェローム・サル


脚本
ジェローム・サル
ジュリアン・ラブノー


原作
キャリル・フェリー「ZULU」


音楽
アレクサンドル・デスプラ


撮影
ドゥニ・ルーダン


出演
オーランド・ブルーム
フォレスト・ウィテカー
コンラッド・ケンプ
ジョエル・カエンベ






南アフリカの都市ケープタウンで


元ラグビー選手の娘が殺害された



その不可解な死に


捜査に乗りだした刑事


ブライアン、ダン、


そしてアリ


事件の夜、少女が薬物の売人と会っていたことを知り


それぞれに悩みや苦悩を持ちながら捜査をする3人、、、




捜査をしていくうちに


薬物は、街で頻発している子ども失踪事件の現場で


発見されたものと同じと言う事が判明する




薬物が手がかりとなり、真実に迫っていくと


刑事たちは事件の裏側にひそむ


組織的な陰謀の存在にたどり着くのだがー









正直に言うとですね


この映画


自分の2014年映画ランキングでは


1位確定 大確変な映画でありました



正直、かるーい気分で見ると

 
ジョー・フレジャーのボディブローを


食らったかのように

いくよいくよー♪


身動きが取れなくなること必須です

おおげさ



まぁ実際にこの映画見終わった後、


衝撃でホントに動けなかったですねー


こんなかんじ
↓↓↓

燃え尽きちゃったドキドキ



見終わった後


「コレはブログに書きたいナー」


と思わせてくれた映画であります


やっとこDVD化したので


ちょいっと記事にしてみましたよ
(●´ω`●)ゞ ヌッフッフ




このケープタウンって国は


もろもろの国が属する南アフリカ共和国の一つでありまして
*ケープタウンは西ケープ州に属する



世界に悪名轟く


あのヨハネスブルグも、、、
*ヨハネスブルグと言えば
ポンテタワー

ポンテタワーについては
こちらでちょこっと書いております
↓↓↓
ジャッジ・ドレッド 2012


南アフリカ共和国に属しているですねー



自分はこの南アフリカって国は


昔から気になっていたのであります




、、、と言うのは


何かの番組とかで


南アフリカ代表なのに


なぜ白人が、、、、


、、、と言うのものでありますね



その頃は疑問に思うだけで


歳と共に色々と解ってきたのであります



別名:太陽の国(SUNCITY)と


言われるこの国ですが


とんでもない闇を抱えているのですねー





そもそも15世紀初め


ポルトガルがこのアフリカ大陸発見


この国の人々は奴隷となって


各国に売られていきます


悪名高き奴隷商人



また奴隷船であります

不衛生極まりない環境で
数キロ先から匂ったという
そして逆らえばサメのエサ



17世紀 オランダが植民地とし


その後イギリスが植民地とする
*この頃まで奴隷売買が横行


そして1910年に独立するものの


白人政権が黒人たちを弾圧


様々な差別や虐待行為
*黒人を殺しても罪にはならない


これがアパルトヘイトになるわけです

の、のんほわいつす汗
(@Д@; ヒェー


それにより国際社会から非難を浴びることになり


(当時の)デ・クラーク大統領の下で


アパルトヘイト撤廃に向けた国内改革が進展



94年4月に初の全人種参加による総選挙が行われた結果
*人種は下記参照
黒人(ズールー族、コーザ族、ソト族、ツワナ族等)
白人(オランダ系、イギリス系等)
カラード(混血)
アジア系(インド人等)


アフリカ民族会議(ANC)総裁として


反アパルトヘイト運動を


主導したネルソン・マンデラが大統領となりー


、、、と


まぁ後は皆さんご存知と言うくだりであります

2013年 永眠


そういう自分も思い出しつつ


調べながら書いている訳なんですが、、、
(;^ω^A



アパルトヘイトについては
*アフリカ語で分離、隔離の意


この内容は映画の中でも


少しふれているのでぜひどうぞ




自分がこのアパルトヘイトを知るのは


音楽からでありまして


80年代にミュージシャンが結束し


歌を歌いあげたという曲、、、

↓↓↓

サンシティ



歌っているのもそうそうたるメンバーで


リンゴ・スター
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
マイルス・デイヴィス
ボブ・ディラン
Run-D.M.C.
ブルース・スプリングスティーン等々


ちなみに自分は当時その政治的な事を知らずに


We are the worldの二番煎じかと思いました



作り手としては


これで世界がアパルトヘイトへの


反響があるはずと作曲したものの


あまりにメッセージ性が強くて


アメリカでは各ラジオ局で使用できなかったんだとか

何故かZZTOP
(●´ω`●)ゞ スキナンスヨネー


そのせいであまりビルボードには登って来ませんでした


ラップぽい歌い方のせいか、


日本ではそこそこ売れたみたいですけどねー





話を映画に戻すと


この刑事役の三人



、、、なんですが


それぞれに


色々な家庭内トラブルや


個人的な問題を抱えています



映画内の人物説明の仕方が


とても解りやすく


登場人物に感情移入バリバリでした


ここら辺、最近の映画は見習ってほしいですねー

えらそう
(#⌒∇⌒#) ゴメンチャイ




特にオーランド・ブルーム演じる


ブライアン



この人のクズっぷりはいいですね

褒めてます
(●´ω`●)ゞ カッコイー



オーランドと言うと


もう王子役ばかりなんですが



今回の映画では


アルコール依存症で


妻には三行半


息子にはクズ呼ばわり


署長にもクズ呼ばわり


被害者の父親にも嫌われ


それでいて大の女好き


万年二日酔いでアスピリンを手放せない


、、、とダーティな刑事役で


今回ではお尻まで見せちゃうサービスっぷり

↑↑↑
女性の方へ大サービス
お尻三連発であります
(`・ω・´) ジブンハ ノンケデスカラネ!

きょうちょう





フォレスト・ウィティカー演じる


アリ

日本語吹き替えでは何と立木さん


母親を大事にし、


出来る男で


上司、部下からも信頼が厚く


真面目で仕事熱心


そして壮絶な過去が、、、


しかし何故か女性にモテモテ

誘惑されたり、、、



ちなみにブライアンがアリを呼びかけるこの言葉


「Yebo, baba」
*イエボ・ババ


これはズール語の呼びかけで


目上の人に話しかける言葉だそう


直訳で「良き老人」と言う意味ですが


「(信愛なる)おじさん」とかの方がしっくりきますかねー


要するに「あのブライアン」ですらも


一目置いている人物と言う事を


暗に示しているんでしょうかね

ここのシーンでブライアンが


「酒を飲んでいるのを署長に言っただろう?」


、、、という所が


この二人の信頼度と


ブライアンのアリに対する甘えを現しておりますね






コンラッド・ケンプ演じる


ダン

ダンさんピーーンチ!


明るく、誰にでも優しい


あまり刑事っぽくなく


良い父親であり、理想的な夫像


この人がいることで


殺伐とした雰囲気が和らぎます


いわゆるムードメーカーですな





ちなみにこの刑事は3人とも


黒人人権擁護に理解ある良識派





映画のあらすじとしては


よくある話で


「あれ、何だか見たことあるぞ」


ってな慨視感につつまれますね



ただ解りやすくテンポよく進むので


あれよあれよとクライマックスへまっしぐら!



最後の砂漠のシーンなんてのは


現実的ではないかもしれませんが


実に詩的でさえあります
(`・ω・´;) ムムム~





また暗い題材なのにも関わらず


南アフリカの色彩豊かな自然を映し出しております



結構この手の映画って


グレー調とか


ブルー、グリーンに色調変換してるんですけど


そのままの画像で


むしろコントラスト強めですから


あまり暗い気分にはならないんですよねー





ただまぁ風刺映画として


この国の病巣を臆することなく


見せてくれます



富裕層(白人)の住む家や場所は


高台にある高級住宅地

デビットベッカムや
シューマッハの別荘があるそうです
(´・ω・`) シューマッハ ゲンキカナー


変わって、低所得層(黒人・有色)には


あばら家のような


トタン屋根の家々、、、




劇中のドア閉める音なんて


「バッタアァァァン!」ですからね


昔、近所の叔父さんの家がこんな感じでねー
(●´ω`●)ゞ




そして


人種問題、汚職、ドラッグ、貧困


これにより起きる犯罪


暴力、レイプ、殺人


、、、と


この国のくらーい闇をも映しております







最後、ブライアンは墓標に


2人の名前を刻むように頼みます


1人は、、、
*見てのお楽しみ


もう1人は自分の父親


そうアパルトヘイトで黒人弾圧をした


嫌っていた自分の父親なのです

劇中のブライアンの息子の言動にご注目






この物語の根底に流れるメッセージは


赦し



そう、、、アパルトヘイトという苦難の歴史を克服し、


復讐ではなく和解を追求した南アフリカの国民


それが根底に流れるメッセージなのであります





しかし、、、


人々の心の中までは


見抜けない、、、と自分は思うのです




それは、、、


そこに住む人々の生活を見れば解るのではないでしょうか




また映画を見ていて思ったのは


黒人を弾圧していた人は


現在でも権力者だったりするんです



そして、


擁護派は常に社会的に弱い立場なんですよねー

要するに現場で働く人ですね


追いやられていると言った感がありますね





うーーーん、


やはり人権問題


人種差別と言うのは


根深いものだと思わざるをえない映画でした




この映画


海外ではあまりウケ無かったんですよね


先に記した音楽「SUNCITY」のように


メッセージ性が強いせいでしょうか







まぁ、自分の同居人への、
*妻ともいう


今夜のメッセージは、、、



これであります!

(●´ω`●)ゞ サイテー♪