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言の葉のおと主宰
高山 とよこです。
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なので！
ちょっと勢いに乗って
いつもブログやLINE@で綴っている
活動や日々の暮らしのなか感じていること
わたしの想い、きづきの中から
今日はこの活動を始めたきっかけについて
書いてみようと思います。
わたしは幼少期から
どちらかというと
あまり周りのひとに
気持ちを言葉にして伝えるのが苦手でした。
特に、口に出して言葉にすることが
苦手だった記憶があります。
本当はこう思っているのに…と
思うように想いが伝わらないのが
子どもながらにもどかしくて。
そんなわたしが出会った
本に書かれたたくさんの言葉。
そして日本語の文字。
ひらがな、カタカナ、漢字を組み合わせて
紡がれる言葉の世界に
わたしはどんどん引き込まれていきました。
やがて、自分が思ったことや
感じたことを書いた文章(日記や感想文)で
学校などで賞を取ると
両親や家族は、とても喜んでくれました。
どちらかというと気性の強いわたしの家族。
当時三世代同居をしながら
家(兼店舗)で和菓子やタバコなどを
売っていましたが経営も厳しく
互いの想いのぶつかり合いがエスカレートし
喧嘩になることもしばしばありました。
思春期を迎えたわたしにとって
大好きな家族が喧嘩をする様子を
見聞きするのが当時のわたしにとって
とても苦痛を覚えるものでした。
社会人として働き始めてからも
結婚し出産を経て鬱になり
専業主婦になってからも
周りのひとに合わせて
うまくお付き合いしようと
努力すればするほど、うまくいかない…
ジレンマを抱えながら
これまで周りのせいにして
逃げていた自分と向き合って
自分のきもちを知ろうと
当時通っていた病院で勧められた
抱えてきたたくさんの想いや
感じたことをノートに書き出すという
作業を始めたのです。
「書き出す」ということに
最初のうちは躊躇したり
抵抗があったものの
始めたら止まらないくらい
夢中になりました。
そして、わたしが苦手意識を持っていた
筆ペンのワークショップとの出会いが
大きくわたしを変えました。
そのワークショップに参加したことで
「言葉を筆ペンを使って書く」ことに
あっという間に夢中になり
時間があれば筆ペンを握り
書きたい字を書きたいカタチで
「描く」練習をしました。
今のわたしの字は
その時に生み出されたものです。
筆ペンの穂先に集中して
線の強弱や歪みをつくり
感じたことばを書くことで
紙の上に想いをさらけ出すということの
心地よさを知ったのです。
そしてわたし自身が自分の名前に対して
否定的でマイナスな感情を
ずっと持っていきていたのですが
ある時目にした名前のおとを読んで
初めてわたしの名前って
いい名前だな、好きだな…と
ようやく自分の名前に対して
肯定的なプラスの感情を感じたのです。
それがきっかけとなって
これまでずっとし続けてきた
自分を厳しく監視してダメ出しをする
ということが減っていくと同時に
自分が行動できたこと、挑戦したことに対して
自分自身がよくできたな、挑戦したなと
肯定的に感じられるようになったのです。
それは、わたしが
自分を認められるようになった
ということでもありました。
するとそれまでずっと抱え込んでいた
両親に対する反発する想いも徐々に薄れ、
夫や子ども達とも
(未だに伝え方は上手くないですが)
お互いに想いを伝え合い、
共に生きるチームメイト、同士のような
心地よい関係になり、
徐々に身近な方との関わりにも
良い変化を感じています。
そんなわたしが
こうした自分の苦い経験を通じて
「書く」ということで
気持ちを解放できる方法や
名前の持っている本当の自分を見ることで
自分をより好きになり
生きやすくなる方法を
必要としている方へと
お伝えしていきたいです。
お読みいただき、ありがとうございます
