LIFE IS FULL OF SURPRISES.

LIFE IS FULL OF SURPRISES.

妊娠と乳がんについて書いています。
いろいろありますが、すべてのことに意味があると思いたい今日この頃。

このブログでは、現在「妊娠と乳がん」について書いています。


35歳で結婚。2回の流産を経て、妊活5年で待望の第1子がやっと安定期に入ったと思ったら、乳がんが見つかっちゃいました。
現在は、病気の治療と出産子育てと、全部まとめて頑張っています。


ここでは妊娠から病気の経過、子育てなどについて書いていきたいと思っています。

初めての方は、できれば最初から 順番に読んでいただければうれしいです。

Amebaでブログを始めよう!

■同意書にサイン

 

2016年11月15日
午前中、S歯科医院へ2回目の歯石取りへ行きました。
前回は下の歯の歯石を取ってもらったので、今回は上の歯を全部きれいにしてもらって、一旦歯のクリーニングは終了となりました。
治療が落ち着いたらまた来てくださいね、ということになりました。
 
 
午後は両親と主人と一緒にS病院の乳腺外科へ。
両親が話を聞くのは初めてだったので、まずは腫瘍内科の先生に一通りのことをもう一度説明してもらいました。
家族会議で、前回提示された治療方針に同意するということになっていたので、そのあと「がん化学療法に関する説明および同意書」にサインをして提出しました。
同意書には、主な合併症(副作用)について書かれていて、結構怖い感じです。

結局、11月17日(木)からAC療法(ドキソルビシン+シクロホスファミドを3週間に1回4コース)を開始することになりました。
年内最終週の木曜日は12月29日で病院が休みになるので、その週からは火曜日にシフトして27日に点滴して、1月17日でまずはAC療法が終了となります。
そのあと体調とお腹の子供の様子をみながら出産を挟んで、産後の体調と相談して次の抗がん剤治療に移る予定です。
先生からは、1月17日までの予約票と、これからの生活について細かく説明したものを貰いました。
抗がん剤治療は入院ではなく通院で行います。なので、副作用の対策も自分で管理しなくてはいけません。
比較的起こりやすい副作用を防いだり、軽く済ませるためのお薬をあらかじめ処方してくれるということで、使い方などの説明などが書かれていました。
 
処方される薬は、、、
◆必ず服用するもの
 治療当日、治療直前からイメンドを3日間
 治療翌日からデカドロンを2日間
 吐き気とだるさ、むくみを予防する薬
◆症状によって内服するもの(自分で調整する)
<吐き気・嘔吐>
 吐き気止めの追加の薬として、プリンペラン、ドンペリドン、ノバミン
 吐き気や嘔吐がある場合に飲む薬。ただし、震えが出る場合は病院に連絡すること。
<便秘>
 マグミット(緩下剤:便を柔らかくして出しやすくする)、センノシド(下剤:腸を刺激する)
<不眠>
 ゾルピデムOD(5)
 眠れないときに飲む
<口内炎予防>
 うがい薬としてアズレン
 使用したほうがひどい副作用が避けられる傾向がある
<肌荒れなどの皮膚障害予防>
 ウレパールローション(保湿)、ヒルドイドソフト軟膏(血行促進)
 カサカサしたところに塗る薬。塗ったほうがひどい副作用が避けられる。
 リンデロン(湿疹が発生したら塗る薬)
<痛み>
 痛み止め(我慢しないで飲むこと、痛くなければ飲まなくてよい)
 
それ以外の注意としては、、
・副作用を我慢しないこと。我慢しても治療効果には影響しないので、上手に薬を使って何とか乗り切ること。
・治療をするから体力をつけないと、と具合が悪いのに無理に食べたりしないこと。1カ月や2カ月食べられなくても体は大丈夫にできてるので心配しなくてよい。5キロくらい体重が減るのもよくあること。
 
とのことでした。
 
そのあと、化学療法室へ行って看護師さんから説明を受けました。
内容は治療の受け方について、副作用について、体調が悪くなったらどうしたらいいか、などでした。
 
最後に抗がん剤治療を受けるための血液検査をして、帰りました。
通常は抗がん剤治療の当日に採血をして、結果を見てから投薬するのですが、血液検査の結果が出るまでには1時間くらい時間がかかるのと、採血した腕には点滴しないほうが良い(できないことはないのですが、採血部分より心臓に近いところに点滴する必要がある)ので、初回の負担を減らすために、事前に採血することになりました。
 
覚悟はしていたのですが、いよいよ明後日から抗がん剤治療が始まります。