過去を引きずり、吐き出せないまま年月だけが過ぎて行ったけれど、思い出す度に心臓が掴まれるかのようにギュッとなる。

先日のブログで予告した通り、暴露ブログを書き始めようとしたが、書きながらも具合が悪くなる一方だ。

それでも、この淀んだ気持ちを吐き出したい。

そしてスッキリとさせたい思いが強くなっている。

あるサイトで私と友達関係の女性がいた。

苦労人だったし、私が癌になったあと、その人も確か腕だったと思うが悪性腫瘍ができて、抗癌剤治療をすることになったと聞いた。

抗癌剤の苦痛を知っている私だからこそ、その人のことが心配で「大丈夫？」とたずねても「大丈夫だよ」としか返って来なかった。

私は自分で嫌になるくらい勘が鋭すぎて、最初の旦那が女の子とお祭りに行った時もその光景が頭に浮かんだし、2番目の旦那が風俗に行った時も出会い系を始めた時も直ぐに分かった。

そしてその勘が働き、友達がアメブロをしているのを見付けてしまったのだ。

そこには「誰か助けて」と、抗癌剤治療の苦しみが綴られていた。

人には弱音を吐けない性格なのだろうと思い、私は見守ることにした。

すると今度は転んで頭をぶつけたか何かで、車椅子が必要になるまでになったと知らされた。

その頃から私は友達とやり取りができなくなった。

その人のお姉さんが携帯を預かって、代わりにサイトに来ているという。

お姉さんは2人いたが、同じ県内で近くに住んでいるのは仲の悪い方のお姉さんだったし、本人が携帯をいじれないにしても、サイトのミニゲームまで代行するのだろうかと疑問を持った。

その友達はクロスステッチの刺繍を趣味にしていたが、お姉さんとして私にリボン刺繍のことを質問して来たことがある。

リハビリとしてやろうかと考えているようだったので、過去に私がリボン刺繍の作品画像を載せたURLを教えた。

サイトでの名前には(代理)という文字が付け足されていた。

余命宣告されたともあって、自分が死んだ後に更新だけされなくなるのは嫌だから、Amebaを退会してブログ自体も消すつもりだったようだが、結果的には残しておいて何かあった時にはお姉さんに退会を頼んだらしい。

しかし彼女が存命のままブログは消えた。

その時のアカウントは削除したようだが、私は要所要所をスクショしておいたのだ。

【2018年の台風の時の話】

スクショ

先程、やっと大阪の友達と連絡がついて、無事を確認出来ました

まずこの時点で嘘。

友達がブログをアップしたのは夜。

昼には私の日記にコメントくれてたのに。

まるで夜になってやっと連絡が取れたみたいに書かれている。

しかもサイト経由ではなく、直接連絡を取り合えるリア友の設定のようだ。

───中略───

猫立ち入り禁止の部屋には、創作活動が大好きなので、今まで作った物が部屋中イッパイ

猫立ち入り禁止の部屋に手作りした物は一切置いてないし、そんな風に話したことも日記に書いたことすらない。

猫立ち入り禁止の部屋は、猫の毛が付かないように私と旦那の衣装部屋として使っていて、他に置いてるのはキーボードやギターなどの楽器と３つの水槽だけなのに。

大型台風だったので、地震のようにマンションが揺れていた。

確かにザブンザブンと水槽内の水が揺れ、床に投げ出された熱帯魚を救出はしていたけれど。

このブログはまだほんの序の口だった。

嘘ブログを書く人①