術後一日目の昨日、痛み止めを服用して安静にしていれば、何とか耐えられる感じだった。

しかしそれはあくまでも安静にしていればの話で、生きものがたくさんいる我が家では到底無理というもの。

手術当日の夜は痛みでなかなか寝付けず、早朝に出勤した旦那から聞いたのだが、寝ていても私が苦しそうにうなされていたらしい。

日常のごく些細な動作ができない。

ドアノブが開けられない。

ジップロックが開けられない。

パンツも脱ぎ着に苦労する。

ブラジャーがつけられない。

ゴミ袋の口を縛れない。

ペットボトルが開けられない。

犬猫の餌の開け閉めが大変。

コンセントの抜き差しが無理。

あげたら切りがないのだが、他にも生活上での何気ない動きが激痛を伴うのでできずにいた。

生きものたちの世話は、ほぼ右手を使ってこなして行く。

ヒメウズラの水入れは特殊な形をしているのだが、それも右手で開けて洗い水換えした。

包帯で強く締められているので、手術後も手が青黒くなっていたが、昨日になりまた変化が見られた。

手は更に腫れ上がり、まるでグローブのよう。

手首のところも腫れて青くなっていた。

そして親指の付け根辺りは、まるでゾンビのような色に🧟‍♀️

写真ではちょっと分かりにくいかも。

見えている箇所だけなので、包帯の下がどうなっているのかは分からない。

今日は整形外科の受診があり、包帯が外されるので少しは不便さがましになることを期待している。

一昨年に背中の腫瘍の手術をした時に、傷口に使っていたパッドが残っているので、そのまま左手に使えそうだ。

手術日の夜、翌日の夕飯をどうするか旦那と話していて、炊き込みご飯の素を買ってあったので、それとカップ麺にしようと決めた。

お米を洗うのは右手だけでできるだろうから。

旦那も私に負担がかからないよう考えてくれている。

しかし途中で、「やっぱりベーコン焼いて」と言われた。

旦那は飲む時に、分厚いベーコンを焼いたものをあてにすることが多い。

私は「え·····？

」となった。

「ベーコン切ったりがでけへんのに·····」

慌てて旦那が「薄い方のベーコンでいいから」と言う。

「いや、フライパンを持つのが無理やし

」

スライスベーコンの口を開けることすら、今の私には無理だということを旦那は理解できなかったみたいだ。

入院や手術の経験がない旦那にとっては、その痛みや不便さが想像できなくて当然だと思う。

結局は旦那が仕事帰りに何か買って来てくれることになった。

「プニを看病したい·····家におってもゲームしたりパソコンしたりで何もでけへんけど」

そう言ってくれることが嬉しいし、私も旦那が側にいるだけで心強いし安らぐ。

手術の時間が二時間遅くなったことで余裕ができたので、病院へ向かう前に家のトイレ掃除と掃除機とワイパーがけをした。

暫くはできなくなると思ったから。

夜に猫のトイレを掃除した後、ゴミ袋の口を結べなかったから、それは旦那に頼んでやってもらった。

いつも通院の日は朝からシャワーに入りたいのだが、左手を濡らさず使わずなのは難しいと思い、今日は我慢することにして、昨夜の内にお風呂に入り旦那に髪の毛と体を洗うのを手伝ってもらった。

いつか右手の手術をすることになったら、その時は旦那が三日ほど仕事を休んで私を看てくれるそうだ。

(❁˙ ˘ ˙❁)ᵗʱᵃᵑᵏᵧₒᵤ❤︎.*

暫くは痛みと付き合わなければならないし、不便なことも多いだろうけど、工夫を凝らして乗り越えて行こうと思う。

それにしても·····

今日通院だけど、明日も別の病院でエコー検査と採血採尿の検査で通院なんだよなー

連日はほんっと疲れるし、この左手の状態で自転車に乗るので痛みに耐えながら慎重に走らないと

痛みとの闘い