■村下孝蔵
今回は、全文解説シリーズ第二弾!ということで、結構疲れました!あ、今回は前(2013.6.27 村下孝蔵)のときみたいに詩的なはじまり方じゃなくてすいません。なれないことをやってると首が凝ってきまして。。いや、肩というほうが適切なのか。どっちでもいっか。っっっと、話がそれましたが、今回解説するのは村下孝蔵さんの「踊り子」。この曲は前にも解説したことがあるんですが、歌ってるうちに歌詞のわからないところがいくつか出てきたので全文でいってみよっかなと。というわけで、散文乱文節分鬼は外福は内幕の内アプローチ荒療治…違う違う。節分ではなく拙文ですが、よろしくお願いします!あ、一番だけです。二番はまた今度ということで。
まず、この曲のストーリーはこんな感じです。
むかしむかし、年の離れたカップルがいました。男はいい大人でしたが、女は未成年です。愛し合う二人にとっての一番の問題は「結婚」。女の年齢は恐らく16歳以上だとは思いますが、10代で結婚に踏み切るのも女としては辛いところ。親からは「結婚」「結婚」といわれ続け、精神的に疲労した二人の愛は、だんだんおざなりなものになってゆきます…
ってな感じですね。うーわ悲し。すごいなこれ。てなわけで、こっからは全文解説に入りたいと思います。
答えを出さずにいつまでも暮らせない バス通り裏の路地行き止まりの恋だから
「答え」というのは、結婚するのか、別れるのかという答えですね。親の反対を押し切って駆け落ち…みたいなことは二人にはできません。ここは、村下さんが裕福な家庭に生まれ育ったことも関係しているのかもしれません。あるいは、彼女のためにならないと思ったのかもしれません。「行き止まりの恋」というのは、これ以上先に進めない、愛を育めなくなった二人のことを指しています。
どこかに行きたい リンゴの花が咲いてる暖かいところならどこへでも行く
これは、前(2013.6.27 村下孝蔵)にも書きましたが、彼女と一緒にいたい、という本心を表しています。これはもしかしたらなんですが、この男女、初恋同士だったんじゃないでしょうか。恋愛の経験が浅く、「単純に愛し合えればいいじゃないか!」と思って付き合っていたものの、愛だけでは解決しない問題が二人を襲い、悩まされている男の姿を表したものなんじゃないでしょうか。
つま先で立ったまま君を愛してきた 南向きの窓から見ていた空が 踊り出すくるくると軽いめまいの後 写真をばらまいたように心が乱れる
すいません、二番からはまた今度にしていいですか?いいですよ。ありがとう。というわけで、続きはまた今度。ごめんねごめんね~。